更年期障害の代表的な症状でもあるホットフラッシュ。
上半身ののぼせやほてり、発汗などの症状が見られます。
嫌な熱感が気になって漢方薬を探される方からのご相談をよく頂きます。
ここで気を付けてもらいたいのが熱感です。
これは更年期障害のホットフラッシュに限らずですが、熱感に対して間違えて冷やしてしまう方がいます。
更年期障害などの嫌な熱感の多くは冷却水不足です。
体の熱を制御する水の不足です。
なので熱を取るのではなく水を足すのが正解です。
中にはホルモンやストレスにより熱が強くて冷やさなければならない場合もあります。
しかしながら経験上、多くは冷却水不足なので水を足す漢方薬が功を奏します。
また、冷却水不足の方は熱感が夜に出やすいという特徴もあります。
これはホットフラッシュに関係なく夜に嫌な熱があるのであれば冷却水不足です。
私自身も夜にジムで運動しすぎると嫌な熱感により寝つきが悪くなった経験があります。
運動のし過ぎも冷却水不足になります。
冷却水不足は水を足すのが正解で冷やすと逆効果になる事もあるので気を付けましょう。