当薬局では血液検査の結果を見ながらカウンセリングをする事が多いです。

 

最近はコレステロール値の項目に動脈硬化指数(LH比)という項目が出るようになってきました。

 

以前は薬局で計算していたのですが、健康診断などでも記載されるようになってきました。

 

動脈硬化指数(LH比)は簡単に言えば血液がドロドロして血管に汚れが溜まりやすくなっているかどうかの指標です。

 

計算は簡単で「LDLコレステロール値÷HDLコレステロール値」で出てきます。

 

 

 

1.5以下で健康な状態。

 

2.0以上でコレステロールの蓄積が増えて動脈硬化が疑われる。

 

2.5以上で血管が詰まったっりする恐れがある。

 

 

 

1.5以上の方は血液がドロドロの血瘀状態なので注意が必要です。

 

放置しておくと瘀血体質になり様々な病気の原因になります。

 

特に女性は子宮筋腫、子宮内膜症などの原因になり不妊症の一因にもなるので気を付けましょう。

 

瘀血体質は駆瘀血薬が功を奏しますが、ドロドロの血瘀状態はコレステロールを下げる事が肝心です。

 

HDLを上げるには運動。

 

LDLを下げるには食養生。

 

コレステロール値は簡単には下がらないので根気が必要ですが、健康のためには地道な努力が大切です。