私の返事
「鎮痛剤は結構です。ロキソニンは飲むと吐きますし」
「あっ、湿布も持ってるから要りません」
医師は看護師に、冷湿布を2センチ大に切らせ、私の患部に乗せた。
そして、プラスチック樹脂でできた四肢ギブシーネを、患部に巻き付けた。

これでおしまい。
「一週間後に来てください」
もとより治療を期して行った訳ではなかったが…、
それにしても…。
この状況で、この固定とも呼べない治療で、全快するとはとても思えなかった。
患部周辺が拘縮し、指が動かなかったら手術、と考えているのだろうか?
私が通うべきところは、ここではなかった。
つづく