整体院の開業ということ | 漢方ルーム・じおん

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不妊カウンセラーです。

先日、母校の学務長から、在校生向け開業セミナーの講師をしないか、との話があった。

申し訳ないが、遠巻きにやんわり辞退モードを示した。

「成功した卒業生」などというには、超おこがましすぎる。むろん事実にはあたらないし、「まだまだ迷走渦中の新米」だから。

開院までにやることも、開院後にやることも、山のようにある。

とりわけ不況の長引く世の中、うっかりフライイングしたら、こぎ出した舟の舵取りに往生するもんね。

業種を問わず、準備は、してし過ぎるってことはない。

で、舟出しても想定外のことが起こるってのも世の常ぢゃ。

とはいえ・・・

どんなお仕事でも共通項はあるなと思い出しながら、整体分野における私のスキルチェックリスト、書いてみますね。

1.経験力

・どれだけ臨床経験を積んだか。

数と長さと内容ですよね。施術人数、施術時間の長短、治療系かリラクゼーション系か、外傷か内傷か、機器類や投薬の併用の有無なんかも。年数もありますよね、時の経過とともに治癒の経過を追っていけたという自信は、かけがえのないものと思うし。

2.技術、知識

上記の1に伴って磨かれていくものだと、私は思ってます。じかに身体にふれてはじめて知ることは多い。アタマ先行で触知できないんじゃ困っちゃう。けど「手の勘」のみでも見誤る。ここいらへんのバランスかな。

3.コミュニケーション力

・どんなにおいしい料理店でも、店主がむすっとしてたらおいしくない。整体では、相手の話を伺うっていう気持ちケア面も求められる。問診から発展して、その方の愁訴がどこにあるかの目星、黙ってたらつきにくい。あっ、ひっそりやってねって方はそっとしといてあげないと。たまに、タクシーの運転手さんもそうだけど、自己トーク炸裂の施術師さんいるけど、これはNGっすよね。

4.企画・リサーチ力

もし自分の得意なスキルがあったら、それを活かせる患者さん層がお越しになりやすい立地、価格帯、システムを考えなくちゃならない。例えばご高齢者主体の公団の多い地域にアロマリラクゼーションは向かない、というように。

ここが★二番目に頭を悩ませる課題★になる。1~3の努力とは別途の、周到な調査の上に湧出るひらめき力や理論づけ力なんぞも求められちゃうから。

5.資金調達力

★ここが一番、頭痛い課題★だわ。資金はあるに越したことはないけど、かけた分だけ返ってくるかの投資回収見込みが立ちづらい。あっ、それ以前に国民金融公庫からの借り入れ審査も年々厳しくなってますしね。私はドル立て預金してたから、リーマンショック時、自分もショックで寝込みそうになったわい。ほとんど利子付かなくても、日本にお金置いておいたほうが無難だとしみじみ思う。使うと決まってるお金、少なくとも目減りしないから。

6.広報宣伝力

人通りの多い路面店や駅ビル内テナントとか、それだけでも人目につくような好立地を借りられるのは、相当に資金力のある人、というか組織・企業だけ。そうでない場合は「ここにハコ作りました」を、メディアを使ってお知らせしなきゃ存在自体を知ってもらえませぬ。うちのケースとしては、就業動態人口の多い新宿ゆえ、ポスティングは不発。ネットやモバイル広告は、無料掲載分だけ頼んだ。終業後に通っていただきやすい→地元仕事人密着、でタウン誌が良かったかな。そして、このブログ♪アクセス数の増加につれて検索エンジンのヒット率が高くなり、目下ホームページとのリンク開始中。そうそう、広告営業電話、すんごいかかってきますよ。「・・・すんません、前職がご同業なんで」というと、すんなりお断りできる。内情がわかるだけに、申し訳ない気がしてますけども。

7.継続力

これだっ、私が★この先最優先で考えるべき課題★はっ。改善への足がかりをおつけすることができたら、またお越しいただけるし、ご紹介いただける口コミが広がる。きちんと推拿し、漢方的にサポートさせていただくことが大前提ですよね。ぢゃが、気力体力を伴う仕事、あんまし早く息が上がっちまわないようにするゆとり、必要ですよね。

きちんと休みを取る、所定終了時刻をずるずる延ばさない、を心がけます。やっぱもたないですしね。

あとは・・・確定申告時にしみじみ反省、採算面で厳しく数字を見返すと、金銭的オマケ比率がちと高かったと(汗)。つぶれては困るんで、4月1日からは、まぢめに気をつけさせていただくことにした。


ああ、何か自戒の7箇条みたいになってしまった。

しかし、どんな時も、初心忘るべからず、ですね。

いっぱい、いっぱい、失敗して今に至ってる。

未整理の心残りもいくつかあるんですけど・・・

ちなみに、これ、一年前の記事です。

http://ameblo.jp/sumiredou/entry-10234190622.html

締めはやっぱり、これに尽きますね。

「感謝を持って仕事する、開業する」


*今日の一首は、お休みしました。