「舌は語る」シリーズを書いてて、説明しづらかったのが、タイトルに出したこの4つ。
なので、たとえ話をまじえ、あらためて書きます。
中医学ってたとえがないと、なかなかピンとこない概念が多いですもんねっ。
あっ、こんなのも書いてます。ずいぶん前だけど、9月17日付け。
漢方整体たとえ話③↓
http://ameblo.jp/sumiredou/entry-10344369236.html
----------------考え方---------------------
痰・湿・水・飲、どれも体内から生まれる内邪=病理産物ね。
それぞれの基本定義としては・・・
◆湿→びまん性。無形=形のないもの。四肢の痛みなど。
◆水→水様の、流動的な液体。有形=形あるもの。水腫など。
◆痰→ネバネバしたもの。体のすきま、関節や臓器(とくに肺!)、経絡の中に溜まりやすい。有形なものには咳とともに出る痰。無形なものには梅核気(ヒステリー球)がある。
◆飲→水と痰の中間。流動性が有るような、無いようなもので、体のすきま、とくに胃腸に溜まりやすい。腸のきゅるきゅるした音も飲。
でも、これぢゃわかりにくいですよね。
それに、この4つの境界もはっきりしないとこがある。
だがっっ、
(こっからはワタシ流解釈)
どれもこれも、人間の体液が変性したもんです。
人のからだは7割が水分から成り立ってる。リンパ液、血液etcみ~んな含めた液から。
で、どの液が4つのどれになってると生理学的に結びつけるのは困難だけど、推拿の臨床や舌診でつかんできてるのは、こんな感じ。
◆湿は、いつもいってる「万年雪」みたいなもん。からだ全体に内在し、ぼわんと広がってて溶けにくい。関節痛、アトピー、☆はっきりしないむくんでる感じ☆、だるさ、のもとになったりする。局部的に症状が出ることがあっても、全身性のものが多い。
◆水は、文字通り水っぽいもので、どちらかというと大小の「ふれられる水溜まり」。浮腫、水腫。指で押して跡がついたり、へこみが戻らないなどのちがいがあっても、はっきりと水っぽさがわかる。中医の場合、この水は「陽水」「陰水」などにわかれて弁証します。
◆飲は、水+痰のよりもちょっと粘着な感じ。胃腸や肺、胸脇にねっちゃりした水が溜まったもの。肺水腫や胸水もこれかな。「からだ内部の水溜り」。
◆痰は、濃厚な粘液などの凝縮が、体内のどこかに栓のように貼り付かせ、機能を阻害させるような感じ。空咳や肢体マヒ、嘔吐、甲状腺腫、喉の異物感(冒頭に書いた梅核気)などのもとになる。なので「かんだあとのガム」。
だいぶ乱暴なつかみ方かもしれないけど、ちょっとはイメージ見えてきましたか![]()