痰・湿・水・飲(舌は語る23・番外) | 漢方ルーム・じおん

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不妊カウンセラーです。

「舌は語る」シリーズを書いてて、説明しづらかったのが、タイトルに出したこの4つ。

なので、たとえ話をまじえ、あらためて書きます。

中医学ってたとえがないと、なかなかピンとこない概念が多いですもんねっ。

あっ、こんなのも書いてます。ずいぶん前だけど、9月17日付け。

漢方整体たとえ話③↓

http://ameblo.jp/sumiredou/entry-10344369236.html


----------------考え方---------------------


痰・湿・水・飲、どれも体内から生まれる内邪=病理産物ね。

それぞれの基本定義としては・・・

◆湿→びまん性。無形=形のないもの。四肢の痛みなど。

◆水→水様の、流動的な液体。有形=形あるもの。水腫など。

◆痰→ネバネバしたもの。体のすきま、関節や臓器(とくに肺!)、経絡の中に溜まりやすい。有形なものには咳とともに出る痰。無形なものには梅核気(ヒステリー球)がある。

◆飲→水と痰の中間。流動性が有るような、無いようなもので、体のすきま、とくに胃腸に溜まりやすい。腸のきゅるきゅるした音も飲。

でも、これぢゃわかりにくいですよね。

それに、この4つの境界もはっきりしないとこがある。

だがっっ、

(こっからはワタシ流解釈)

どれもこれも、人間の体液が変性したもんです。

人のからだは7割が水分から成り立ってる。リンパ液、血液etcみ~んな含めた液から。

で、どの液が4つのどれになってると生理学的に結びつけるのは困難だけど、推拿の臨床や舌診でつかんできてるのは、こんな感じ。


湿は、いつもいってる「万年雪」みたいなもん。からだ全体に内在し、ぼわんと広がってて溶けにくい。関節痛、アトピー、☆はっきりしないむくんでる感じ☆、だるさ、のもとになったりする。局部的に症状が出ることがあっても、全身性のものが多い。

は、文字通り水っぽいもので、どちらかというと大小の「ふれられる水溜まり」。浮腫、水腫。指で押して跡がついたり、へこみが戻らないなどのちがいがあっても、はっきりと水っぽさがわかる。中医の場合、この水は「陽水」「陰水」などにわかれて弁証します。

は、水+痰のよりもちょっと粘着な感じ。胃腸や肺、胸脇にねっちゃりした水が溜まったもの。肺水腫や胸水もこれかな。「からだ内部の水溜り」。

は、濃厚な粘液などの凝縮が、体内のどこかに栓のように貼り付かせ、機能を阻害させるような感じ。空咳や肢体マヒ、嘔吐、甲状腺腫、喉の異物感(冒頭に書いた梅核気)などのもとになる。なので「かんだあとのガム」。

だいぶ乱暴なつかみ方かもしれないけど、ちょっとはイメージ見えてきましたかニコニコ