私がオンライン秘書という働き方を知ったのは2023年の夏。
育休から復帰し、1年とちょっと経過した頃でした。
現在はフルタイム勤務ですが、当時は時短勤務でした。
時短と言うと聞こえはいいかもしれませんが、
単に就業時間が短くなっただけで業務内容はフルタイムと同様。
保育園のお迎えの時間上残業は絶対にできないので、
1日のスケジュールを分刻みでこなし、
それでも終業時間間際になると
「あと30分しかない…!」と動悸がしていました。
そして息子が、保育園に行くと高頻度で熱を出しました。
自由自在に体温を操れるのかな?と思うほど。
9時に出社⇒10時に保育園からの呼び出しで早退もザラ。
おまけにコロナ禍のため発熱したら5日間は登園禁止。
復帰直後は月の半分会社を休んでいるような状態で、常に綱渡り状態でした。
あっという間に消えていく有給。
会社の人に頭を下げて早退する日々。
幸い子育て中の方が多く理解は得られやすい職場環境でしたが、
それでも心はすり減っていきました。
おまけに時短の給料は月15万円以下。
未満児の保育料を考えると、何のためにここまで
必死になって働くのかが分からなくなりました…。
会社と保育園と家の往復に追われる毎日。
皆が通る道だから仕方がないのは分かっている。
それでも、
子どもが成長するまで精神的に余裕がない生活が続くのかな…
子どもが成長した時には、
年齢的にキャリアの再構築は無理だろう…と、
自分のキャリアや将来のお金への不安が拭えず、
モヤモヤとした毎日を送っていました。
そんな時に知ったのが「オンライン秘書」という働き方。
・在宅にいながら仕事ができる。
・子どもが体調不良の時でも会社を休まなくて良い。
・自分の経験を活かしてキャリアアップができる。
偶然Voicyでとある女性起業家さんと
その方の秘書さんの対談を聞き、
今の私にとってぴったりの働き方だ!とピンときました。
それから中山裕さんのVoicyにたどり着きました。
「40代からの複業・起業アカデミー(現在のブレーンアカデミー)」を主宰し、
起業家の右腕として活躍するブレーン秘書を育成されています。
中山裕さんの著書
『わたしは「私」を諦めないことにした』にも感銘を受け、
自分の働き方、キャリアを諦めなくて良いのだ、と
先が見えない将来に光が差したような感覚でした。
それからタイミング良く募集があったため、
すぐにアカデミーへの申し込みを決めました。
そしてビジネスの基礎、ブレーン秘書(オンライン秘書)としての働き方の基礎を学び、
半年後には複業を始めることができました。
もちろん簡単に出せるような金額の講座ではありません。
でも、あの時飛び込んでいなかったら、今も
「私の人生このままでいいの?」と毎日グルグル悩んでいたと思います。
何もしない1年後と行動を起こした1年後では、大きな違いがあります。
やろう!と決断したことが、大きな一歩となったと思います。