青山美智子さんの「月の立つ林で」を読みました。



以下、ネタバレかも知れない事書きます。




5つの物語が収められた

連作短編集です。


皆がどっかで繋がっていて、

出来すぎているようだけど、

案外世界なんてそんなものかも知れない

と思いました。



助けられた人を今度は自分が助けている。


自分の細やかな心配り

(或いはプロとしての仕事、矜持)

に気付く人がいる。

もしも、誰にも気付かれなくても

そうするのだろう。



沢山素敵だと思う所がありましたが、

このふたつに関するエピソードが

特に印象に残りました。