先日、記事にも書きましたが・・・。
来年1月にくる、息子の3歳の誕生日。
それに向かって、私はひとつの目標を立てました。
出産前後の記録と、彼が2週間生きた闘病の記録を少しずつ整理しよう。
出来ることなら、1冊の本にまとめよう。
パソコンに入れたデータを再生し、その1日1日をチェックする作業。
思っていた以上に、しんどかったです。
その時の気持ちや空気感は思っていた以上に生々しく、
3年近く積み重ねてきた(はずの)穏やかな気持ちは、いっぺんにあの頃に戻ってしまうようです。
もう、こんなに季節がすぎたんだもの。
1歳のお誕生日も命日も、2歳のお誕生日も命日も。
納骨だって、法要だって済ませたから。
もう大丈夫って、タカをくくっていました。
でも、こういうのって「ハイ、解決」ってものでもなかったよね・・・。
毎日そばにいる気持ち、そばにいる喜びや悲しみだからこそ、何かをきっかけに、ドーンと揺り返しがきたりするのでしょう。
冷たい風が心にも吹き込んできたのかしら。
長くブログを続けてても、自分と向き合っているつもりでも。
意外と過信していることもあるようです。
そんな中で、過去の記録を眺めていると、自分のいろんな感情があからさまに見えてきます。
ほとんどが不安、なんだけど。
時に、周りの家族や医療スタッフに対して、攻撃的な感情を抱えていたり。
過度に自分を責めたり。
自分と自分以外の何かへの、強い強い怒りの感情がそこにはありました。
あの頃、ささいなことでイラついてたな・・・、私。
その一方で、誠心誠意お世話してくださっていた方のあたたかい思い出もあります。
NICUのスタッフのみなさんの懸命なお仕事ぶりや、かけてくれたあたたかい言葉。
ちいさなよろこびや、大きな感謝。
そういう気持ちもあふれていました。
なんだかね・・・。
そういう負の感情も、あたたかい気持ちもその両方が過去にはあったんだなって。
忘れていたわけではないけれど、封じ込んでいた気持ちや出来事。
それを再確認しました。
たくさん泣いたけれど。
それでも、今してることは、必ずきっと未来に繋がる。
書いてる時はつらくてたまらなかったけれど、今、時間が経ってこうして読めるようになった。
将来、今とはまた違った気持ちになって、大事な思い出を残せたことをよろこべる日が来る。
そう思って、少しずつ少しずつ進めていこうと思います。
ここから派生して、実は今日お世話になった病院に行ってきたんです。
その話は、次の記事で・・・。