本当に

お別れする
つもりだった。




決意したのに





涙に
明け暮れる日々は
さらに
続いた。





約1ヶ月、
泣き暮れた。






お別れしたあと、





彼から
すぐに
返信で





治療を
頑張ってね、




優しい
メッセージが
届いた。





とても
苦しくなり、





彼が





わたくしを
受け入れ、
理解し、




優しく
聡明な人であることを、





初めて
知った。






彼は





クールで
ドライな人だとばかり
思っていた。




彼は




ご自分の感情を
表にしない人なので、





わたくしが
初めて
自分の想いや
持病のことを
打ち明けた、





この
別れの瞬間に





彼が





優しさと
聡明さを
兼ね備えた
男性であると
わかった。





そして
電話をかけた。






出なかったが、
折り返しの
電話があった。





そこで
泣きながら






本当は
大好きで
愛してるけど





どうしても
お別れしなきゃならない、




それでも





また
会いたい気持ちは
変わらない
話した。





彼は





いつでも
連絡してきていいし、
会いたければ
会えるよと
言ってくれた。






とても
うれしくて





やはり





離れがたくなり、






予定していた日に
おデートすることに
なった。