すみれです
昨日の、『入院3日目(手術本番) 』からの続きです。
うっすらと目を開けてみると、
見慣れない部屋で、
周りをぐるっとカーテンで仕切られてて・・
どうやらすでに回復室にいる模様。
(ナースステーションのすぐ隣の部屋)
よく耳にする、
『麻酔を入れてから病室で目覚めるまでは数秒』
・・・という感覚じゃなかった。
しばらく眠ってたな、という
時間経過の感覚は一応ありました。
だって、意味不明な
主任による
主任だらけの
主任三昧の夢を見てたから(笑)
寝ているあたしの左側に主任殿がいて、
手をさすり、何か言ってる。。。。
「すみれ、手術は予定通り、無事終わったって
」
表情はよく見えなかったけど、一生懸命話しかけてくれた
ウンウン、数回うなずくと、すぐに
グル~っと気持ち悪くなった
ゴエ~(x_x;)
あ~首振っちゃだめだ・・・
目も開けてるだけで気持ちわる・・・・
思わず、数回えづいただけで、お腹に
ビギョーン
と痛みが走る
もっと他にいい擬態語ないのかよ
明らかに、
『ドテっ腹に風穴があいちゃってるゾ
』
ってのが分かります(笑)。
穴開けた4か所が、
4か所ともきっちり痛いんだゾ
それに、おなかの中には、
やけどしたようなヒリヒリ感。
事前の体験談検索では
『痛みも大したことないし、こんなことならもっと
早く手術すれば良かったデス』
なんて書いてた人がいたけど、
なによ、ちゃんと痛いじゃないのさ(八つ当たり)
例えて言うなら、
重い生理痛に加えて、
お腹のお肉を洗濯ばさみで4か所、
つねり上げられちゃってる感じイヤン
でもまぁ、よっぽど
タンスの角に足の小指をぶつける方が
(↑実話)
はるかに耐えられないぐらいの痛みだし
そういうのから比べれば
大したことないっちゃ
大したこと・・・・・・うーん(ビミョー・・
)
↑結論が中途半端なのに言うなって。
そして、
寒い。
死ぬほど寒かったわけじゃないけど。
看護婦さんに何か聞かれ、
(今それが思い出せないんだけど)
「痛い」とか「
寒い」とか
機械的に答えてた気が。。。。
吐き気の方も、強烈ではなかった。
二日酔いみたいに、
モヤモヤモヤモヤ~と続いてる。
飲み過ぎて、居酒屋のトイレに
頭の中の急患ランプ点滅させながら
フラフラしながらも急いでる時の方が
よっぽどしんどい。
(スミマセン、お酒弱いんです)
けど、吐き気の原因が
朦朧としながらもハッキリと分かりつつあった。
これだ、これだよ明智君、
酸素マスクだよ!!
マスクの匂いなんだか、
酸素の匂いなんだか・・・・・(笑)
なんだろう、とにかく気持ち悪いの。。。
ビニールというか、
化学物質というか、
とにかく人工的な甘いようなにおいがしている。
マスク自体が小さいせいか
息も苦しい(>_<)
そこで、強硬策。
![木の葉を隠すために-酸素マスクをずらす](https://stat.ameba.jp/user_images/20121031/15/sumire31/42/ec/j/t02200189_0328028212263478500.jpg?caw=800)
無理やりマスクを口からよけると
おおおお、( ̄□ ̄;)!!
何も匂いがしない
たくさん息が吸える
ケロリと気持ち悪さが消えた
これでいい、これでキマリ
(°∀°)b 閣議決定いたしました。
と、本人大納得したのも束の間、
「ダメですよ、酸素マスクははずしちゃ
」
![木の葉を隠すために-酸素マスクを戻される!](https://stat.ameba.jp/user_images/20121031/15/sumire31/cc/1b/j/t02200217_0335033012263482248.jpg?caw=800)
看護婦さんにソッコー戻される(笑)
ぬおーっ\(iДi)/
や、やめてくれハニー!!
俺はこいつのお陰で今にも吐きそうなんだ!!
頼むから、フツウの外の空気を
我に吸わせたまえアーメンちーん
ボゲ~・・・・・
(吐いてません)
「吐き気が強いようだったら、
点滴の『痛み止め』やめますけど」
“吐き気”を取るか
“痛み”を取るかの、
二者択一らしいです(笑)
じゃ、じゃあ、
・°・(ノД`)・°・このままでイイデス・・・・
ってことで、
そんな吐き気のモヤモヤに耐えかねて
吐こうと横を向こうとすると
もれなくお腹に
ビギョーン
がやってくる(笑)
うーん、どうやって横向きになればいいの
それに、手やら足に、色んな管がついている。
なんかの拍子に抜けたりしそう。。。
(しないんだろうけど)
部屋には窓も時計もなく、
時間も
方角も分からない中、
意識が薄く戻ったり
眠ったりを繰り返していると。。。。
(・・・トゥルルッ)
(・・・・・トゥルルルッ)
どこからともなく、聞いたことのあるような
音が聞こえてきた。
(・・・・トゥルルルッ)
(・・・・・・トゥルルルッ)
音はだんだん大きくなってくる。
ン?(*_*)
・・・目を開けると
主任殿がポケットから
ケータイを出し、
耳にあてながら慌てて出ていく後姿が
ぼんやり見えた。
![木の葉を隠すために-お電話デス、主任殿](https://stat.ameba.jp/user_images/20121031/15/sumire31/75/fe/j/t02200262_0408048612263488067.jpg?caw=800)
コラァァーーーッヾ(。`Д´。)ノ
病院でマナーモードにしてないなんて
何やってるのよ~
・・・・これも、後になって言われ、
思い出した記憶だったんだけど
実はこれ、ある驚愕の事件だったのだ。。。。
とりあえずそれはおいといて、
次の記憶は
「あの、面会時間も過ぎてますので、そろそろ・・・」
という看護婦さんの声。
えっもうそんな時間!?∑(゚Д゚)
(面会時間は20:00まで)
「すみれ、帰るぞ。
また明日来るからね。
ケータイと、カギ(病室の貴重品入れの)
持って帰るからな」
ええええっ(((゜д゜;)))
ケータイ持ってっちゃうの
だって翌日も平日で主任殿はお仕事なので
病院来るの
夜じゃん
そんなことを頭では考えながらも
やはりロクに目も開けられず
ウンウンと合図するのが精いっぱいで
主任殿の帰って行くうしろ姿も見送れなかった・・・・
その後は0:00過ぎるまで
ひっきりなしに看護婦さんが熱を測りに来たり
血圧を測ったりしに来ていた。。。
つづく