石田衣良さんの「4TEEN」を読み終えました。

14歳の少年たちの様々な物語で

コロッと感動しました。


もう一度あの頃に戻りたい・・・なんて

無理を承知で泣きながら考え込んだりして

素晴らしいお話でした。


今週末は40歳の誕生日ですし、現実に戻った方がいいだろうと思いまして

40 翼ふたたび (講談社文庫)/石田 衣良
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40歳の男の物語です。



後輩や部下たちに

「寿司でもつまんで帰れよ!」って

気前よく万札数枚渡すような40歳を想定していましたが

自分の飲み代を削って

野球道具購入に充てたり、

調子コイテ東京ドームに野球見に行って散財し、ヘソクリ数十万使い果たしたりで

経済的には他人に寿司つまませる余裕はございません。


仕事的には

「夕張は燃えているぞ!そこにキミという人材が加われば、夕張は爆発だ!」

と、テキトーなこと言って気に入らない奴を地方にぶっ飛ばす(左遷する)側にいるはずが

日々、「You are fired!」って言い放たれる恐怖や

「いつでも辞めてやる!」ってぶっ放す妄想に駆られているばかりです。


でも一応、結婚して子供も授かり

今思えば、自分で自分を八つ裂きにしたいくらいの恥ずかしい自分(10代、20代)よりは

進歩したかな・・・と思ったり思わなかったり、思わないっていうのは

いや、現時点だって、後10年後くらいの思えば恥ずかしくて仕方がないんんじゃねーの?っていうことで。



もう少し自覚をもって

もう少し気概をもって

もう少し自身をもって

もう少し謙虚さをもって

もう少しだけ頑張ろうとしてみよう。


・・・と少し真面目に考えてみる・・・・。


・・・・でも、器が小さいので、パンクしはじめる・・・


なんだかまたアルジャーノン的なかんじになってきたよ。


だんだんあほになってくかんじ・・・・


ぼくはこんしゅう40さいになります。

40さいになったらおかあちんは74さいのはずなんだけど

もうしんじゃったから いません。

おかあちん、あ、まちがえた ち じゃあくて さだね、おかあさん

おかあさんと おうたうたいながら ちんぽしたこと おぼえてるよ

ちんぽのとちゅうで むかしばなしを きかせてくれたよね 

あ、ごめん、ち じゃなくて さ だね。さんぽね。

そのむかしばなしが とてもかなしくて

ぼくは ぜったいに しあわせなかぞくを つくるぞっておもったの おぼえてるよ

でも ぼくは あたまがわるいので むりみたい。

こんどのにちようびで30さいになるけど

30さいになっても ときどき おかあちんのゆめみて ないてるんだ。

おかあちん、かえってきて。

おかあちん、ちんぴらごぼう おいしかったよ。

ちんぴら また たべたい

あれ?

ぼく なんちいだか わかんなく なってきた。

だれか ぼくの とし おしえてくだちい。


さんねん ひよこぐみ ます かくぞう 9さい