俳句、川柳、詩…私の作品集

世田谷区のある企業のこういう部屋で商談してた。


窓がこんな感じになってて


俳句、川柳、詩…私の作品集
絶対逃げられねーな、囚われの身か!・・・なんてしょーもないこと考えてた。




商談を終えて2分後、あの地震がきた。



ちなみに前回の帰宅後の投稿、

西へ西へって書いてましたが

東へのまちがえです。


とにかく東に向かったのです。

(修整しておきました)


自転車に乗り換えてから

車に何度かひかれそうになり

開き直って、道路の真ん中を

ほら、ひいてみんかい!と堂々と走ってみたりして。



家について興奮して眠れなかった。


「壊滅」って言葉、現実の中で聞くことってあるんだ・・・


出張で訪れたことのある町が壊滅って・・・・


え? じゃ、あの社長は?あのご担当者様は?


・・・・・・疲れてるのに眠れない。


4時半ごろ眠ってしまったようだ。


でも6時過ぎに起きる。



ボクの部屋がこんな風になってた。


俳句、川柳、詩…私の作品集

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俳句、川柳、詩…私の作品集





午前中、子供たちといろいろ買い出しに行って

今後に備えた。


午後部屋の片づけをしているが、終わらない。


朝飯は珍しく食欲なかった。


昼はどうしても味噌汁飲みたくて

作った。

納豆とか漬けもので食べた。



そういうば昨日はコンビニに何軒も寄って

おにぎり2個、板チョコ2枚、せんべい、水

を購入して、かじったり飲んだりしながら東へ向かった。


今になって思えば渋谷に到着した時点で

絶対帰ってやるってハイテンションになってたの・・・・かなり危険だったと思う。



たまたま自転車があったから

そのハイテンションを維持して帰ってこれたけど、

あのまま歩いてたら・・・・・どこかでダウンか?・・・・避難できたか?



余震が続く。


はっきり言って怖い。



眠いけど眠れない。



そういえばさっき、長女が私が必死にこいできた小さな小さな自転車を見て

「似合わね~~♪」

ってぬかしやがった。


え?


「言葉が軽すぎないか?・・・・・てめー・・・・なんだと思ってるんだ!・・・・・・」

ってブチぎれてしまった。


ま、どこかで育て方まちがえたのかな?

100%私たち親の責任です。


でも言われたひとりの人間の立場から言えば

とてもさみしい言葉だった。



早く事態が収まってほしい。

早く救助されてほしい。


僕たちは祈るしかできないのか?



今朝、実父とやっと℡がつながった。


父:「・・・・おー・・・・どこにおるんや?」


「・・・」っていう沈黙で心配してくれてたんだなって感じた。


父:「・・・・ずっと起きてた。ずっとTV見てた。どこでどーなってるんかのーってよ・・・・」


いつまでたっても親なんだね。心配だったんだね。ありがとう。うれしいよ。


ボク:「家にいるよ・・・・・・5、6時間歩いて・・・・自転車で3時間。何とか帰れた。ラッキーだった・・・」


父:「え?・・・・・そうか、そうか・・・・・家族を思って一心にだよな・・・・・そうやのー・・・・」


・・・・・確かに一心不乱だった・・・・な。


父:「・・・・まーとにかく良かったの。良かったの・・・・・・。」



でも・・・・・きっと知ってる人、昔一緒に仕事した人・・・まだ救助されていない・・・・

今となっては連絡先も分からないけど・・・・とにかく心が重い。