灰谷健次郎氏の『太陽の子』に続き

同じく同氏の『兎の眼』を読みました。


この手の読み物に耐性ができたのと

読み進めていてそれほどガツンとくる泣き所がありませんでしたので

ある意味安心しながら帰宅途中の電車内で読み進めていると


…いきなり、ズドーン!ドキュン!!!

…きました!265ページあたりで!


私の涙腺を狙い撃ちして、一撃で。


アフリカの大地で我が子をライオンに捕らわれてしまった

草食動物の物まねをニワトリが演じているかのような

挙動不審ぶりで、車内の近くにいたサラリーマンの方々に

不審者扱いされましたが

何とか持ち直して、

大きなミスを犯してしまったけど

おかげさまで周りの強固なサポートと何より自分の

超上昇志向の強い思い、信念があるから全然問題ない!僕大丈夫!

っていうフリして、

さわやかに降車駅を迎え、去りゆきました。