ヘデレフォリュウム(耐寒性シクラメン・原種シクラメン)花 | Read the mind

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大好きなお花のコトと自然摂理。

ヘデレフォリュウム3

目:サクラソウ目
科:サクラソウ科
属:シクラメン属
種:シクラメン・耐寒性シクラメン
別名:豚の饅頭・篝火草(カガリビバナ)


セントポーリアもそうでしたが、
【シクラメン】というお花も頂いた事があります。

何故か20代の頃から、お花が好きなのを知っていてくれる人が、
プレゼントに鉢植えを贈って下さる事が多く、
この、シクラメンも頂いた事があります。

しかし、シクラメンも育てるのが容易では無いお花。
特に秋~春の開花時期に合わせた室温にするのが厄介でした。
まず、シクラメンは余り暑いのは苦手な花で、
冬の室温20℃だと、もう弱ってしまいます。
だからといって霜にあたると枯れ死してしまいます。
シクラメンの栽培適温は10~15℃のようです。

ヘデレフォリュウム1

それから、シクラメンの和名に「豚の饅頭」というチョット残念な名がありますが、
シクラメンの英名sowbread(雌豚のパン=シクラメンの球根が豚の餌になる)
を日本語に訳した名なのだそうですが、
でも、滅多に和名は使われる事がないそうです。
この「饅頭」に関しては、豚だけでは無く人もシクラメンの球根を食していた歴史があります。
ただ、シクラメンの球根には毒も含まれているようでした。
どうやったら、毒を回避して球根を食べられるのか解りませんが、
シクラメンの原産地、地中海地方では
ジャガイモが食糧として活躍するまでは、シクラメンの球根が好んで食されていたようです。

日本でシクラメンと思い起こされるのは、
「シクラメンのかほり」布施明さんが歌った、このウタですが。
実は元々シクラメンには香りはありません。
それが後から「芳香シクラメン」という品種を作り出して、
苦作の末、ウタ同様に「シクラメンの香り」が漂う品種を作り出したという経緯もあります。

ヘデレフォリュウム2

今回調べた【ヘデレフォリュウム】というのは、
耐寒性シクラメンの一種です。

でも、もっと詳しく調べてみたらシクラメンの原種となっていました。
大変、希少価値のある種なのかとドキドキして調べてみたら、
【ヘデレフォリュウム】はネット販売もされ市場ではカナリ出回っている品種。
この種類もそうですがシクラメンの野生種(原種)は15種以上もあり、
その中には耐寒性の強い種類がいくつかあるそうです。

特に【ヘデレフォリュウム】は耐寒性に富み、
シクラメンの中でも育て易い品種に当て嵌まります。

・シクラメン・ヘデリフォリュームは野草のような可憐な花が咲きます。
・排水良好な土に植え、潅水と肥料を少なめにするのがコツです。

東北までは地上も出来る丈夫なシクラメン。
今まで、シクラメンの中に~耐寒性~のある品種があるのも知りませんでした。
今度、シクラメンを育てるなら丈夫で寒さに耐える品種を育ててみたいです。