サルスベリ百日紅(マスコギー)花 | Read the mind

Read the mind

本を読む。 心を詠む。 似て非なるモノ。
大好きなお花のコトと自然摂理。

サルスベリ(マスコギー)2

目:フトモモ目
科:ミソハギ科
属:サルスベリ属
種:サルスベリ(マスコギー)
学名:Lagerstroemia indica
和名:百日紅


【サルスベリ】の事は和名で「百日紅=ヒャクジツコウ」というそうです。
日本では夏の木の代表格。
8月頃に枝いっぱいに満開になる美しいお花。

原産は中国南部です。
日本への渡来は1708年以前だそうで、
とても歴史深いお花のようでした。

花色は白、ピンク、紅、紅紫などがあるそうですが、
私が見た事のある花色は、このピンクと白だけす。
花弁は6枚でフチが強く波打ち、縮緬のようになります。
そのフリル具合が、とても豪華で満開時期の花姿はよく目立ちます。


サルスベリ(マスコギー)1

【サルスベリ】の中でもマスコギーという品種は、
薄紫色の綺麗な色をした花を咲かせます。
日向に植えると成長が早く美しい花を沢山付けてくれますが、
最初は1~3mの大きさになり、
その後20~30年育てると5m近くまでに成長するそうです。

【サルスベリ】の中には矮性の品種もあり、
それ程、大きくならない為、
庭木には管理しやすく最適です。
耐寒性や耐病性もあるので日本では低木の時に販売されて、
成長を楽しむ園芸家の人達が沢山います。

サルスベリ(マスコギー)3

ずっと思っていた【サルスベリ】という花名ですが、
幹の皮が剥がれて新しい皮が表れるとスベスベして猿も滑る程にツルツルしている事から付けられたみたいですが、
実際は猿は滑らずに普通に木に登るそうです。
花名の和名は色々な由来があって楽しいです。