「マスカレイド・展」 大阪 EXHIBITION | 紗菫の部屋

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10月26日(土)、「マスカレイド・展」 大阪 EXHIBITIONの初日に行ってきました。

大阪に行くのは2015年12月のX JAPANのツアー以来約4年ぶり。


今回の大阪EXHIBITIONの会場ナレッジキャピタル イベントラボは、
2014年12月のクリスマスライブと2015年10月のバースデーライブの会場と同じ
グランフロント大阪内にあり、Toshloveにとっては想い出の場所。

ということで、まずは絵画鑑賞の前に旬穀旬菜さんでランチをいただいてきました。


店内を見回していると当時の記憶がいろいろ蘇り、
可愛いピンクのケーキでとしくんのバースデーのお祝いしたなぁとか、
としくんと、同じ誕生日の吉野社長と乾杯したなぁとか、
あの辺で福袋お渡ししてもらったなぁとか、
帰り際のとしくんに両手でお手々握ってもらったなぁとか、
いろいろ想い出してとっても懐かしかったです
ラブラブ





ランチはメインディッシュ+ブッフェのショートコースで、
栄養学に基づいたヘルシーなメニューはどれもおいしくて、
さっぱりした味付けが胃腸の弱い私にもピッタリ。

メインのハンバーグもブッフェのデリもパンもおいしかったけど、
特にスープがめちゃめちゃおいしくて、思わずおかわりしてしまったほど。

おいしいもの食べてお腹いっぱいになって、
幸せ気分でEXHIBITION会場のイベントラボへと向かいました
音譜




「マスカレイド・展」とのコラボ展開中の1階カフェラボ横のエスカレーターで
地下へ下り、導線に沿ってぐるっと回ると、
エントランス前のホワイエに物販コーナーがありました。






エントランスを入ると、真正面に大作「マスカレイド」が展示されていて、
このEXHIBITIONを象徴する圧倒的存在感で来場者を迎えていました。


入って左手は今回初披露の「赤富士の気持ち」シリーズのコーナーで、
大きめの1点の作品を取り囲むように、
イーゼルに載せられた小型の作品が10点展示されていました。

子供たちに喜んでもらえるような作品を、というお話だったと思いますが、
これまで上野や長野で展示されてきた作品たちとはまったくテイストの違う、
絵本に描かれるような可愛らしいタッチで描かれていて、
としくんの中の子供のような純粋さや無邪気さを感じると同時に、
子供好きなとしくんの父性のようなあたたかい慈愛を感じるような、
心和み自然と笑顔になれるような作品たちでした。

「マスカレイド」や「宿命の記憶」から鮮烈に放たれる壮絶な痛みや苦しみの感情、
「CRYSTAL MEMORIES」や「I WILL BE WITH YOU」のような、
静かに心へと染み入るような、清らかで美しく、深い愛情に満ちた想い、
としくんの心の中の色々な面がそれぞれの作品に表れていると思いますが、
今回またこれまでとは違った面を絵画という表現を通して感じさせてもらえて、
としくんが私たちに心を開いてくれて、その想いに触れさせてもらえる喜びを
あらためて感じることができました。




「赤富士の気持ち」シリーズ11点の他に今回初披露された作品は、
同様にイーゼルで展示されていた小型の龍の絵「幸龍」「命龍」「青龍」と、
「静観」、「継ぎ目」の計16点だったと思います。

上野と長野で展示されていた「音色」や、長野で展示されていた「ちび音色」と
「羽音」は今回は展示されていませんでした。
(スペースの都合で展示できなかったようです。)


長野では横向きに展示されていた「血の涙」と「霧響」が縦向きに展示されていたり、
「武士JAPAN」が5枚バラバラにイーゼルに載せて展示されていたり、
長野と比べて展示内容にも展示方法にも色々と変化がありました。

長野の会場は1階から自然光が入ったり、フロア中央に吹き抜けがあったり、
内装も含め全体的に明るい印象の会場だったのですが、
大阪の会場は地下の密閉された空間で、天井が高くて黒かったせいもあってか、
長野と比べるとかなり暗めな印象でした。


作品によっては2会場あるいは3会場の違った環境で鑑賞したので、
会場の雰囲気、展示される位置、展示方法、照明などによって
同じ絵でも見え方がすごく変わるのだということをあらためて実感しました。

特に色の見え方に関しては、としくんの作品は大きなものが多いので、
人工のスポット照明だと作品の上で明暗のムラがかなり出てしまい、
光が強く当たっている部分は白く反射してしまったり、
逆に光が弱い外側の部分は黒っぽく沈んでしまったりするんです。


そういったムラも含めて味わいとする見方もあるとは思いますが、
特に「CRYSTAL MEMORIES」の、
としくんがゆづくんの姿を思い浮かべながら幾重にも色を塗り重ねて仕上げたという
ベースのグラデーションは、
長野で見たあの感動的な美しさが今回の展示環境では伝わり切らない感じがして、
私としてはすごくもったいないなぁと感じました。

パンフレットやポストカードなどの印刷物にしてもそうですが、
自身が表現した色を、より本来の色に近い状態で伝えられるということは、
作家にとってとても大事なことだと思うから....。



Walker+  Nicheee!


FaOIのリンクで私たちの視覚に映っっていた青よりも、
遥かに深く、繊細な色としてとしくんの心に映っていたゆづくんの舞う宇宙の青、
そしてゆづくんの衣装やブレードのトレースにもインスピレーションを受けたという
真白な軌跡との幻想的な美しいコントラストを、
いつかまた別の会場でこの作品を観れる機会があるのならば、
その世界に全身を委ねて漂うような心地よさで感じることができたらいいなと思います。







その他に、展示環境によって長野とはまた違った印象を受けたのは、
フロア中央付近に「マスカレイド」と背中合わせに展示されていた「昇龍」。

私の印象では、今回の会場で1番映えていたのはこの作品だったように思います。

長野ではこの作品は白っぽい壁面をバックに展示されていたのですが、
大阪では壁の無い空間に左右に他の作品が無い状態で吊られていて、
且つ、記憶が曖昧なのですが、
後ろの「マスカレイド」の背面が黒いシートか何かで覆われていた(?)、
もしくは「マスカレイド」との間が黒いボードか何かで仕切られていた(?)ので、
暗めな空間の中に絵の背景の漆黒が溶け込み、
対照的に、勇壮な銀色の龍の姿が照明の光を反射して眩いほどに光り輝き、
宙を翔るその躍動感がより一層強く、更に生き生きと感じられました。


今まさに昇龍の如く、力強く逞しく、美しき命の輝きを放ちながら
高く高く翔け昇り続けるとしくんを象徴するかのように、
この作品に宿る生命力漲る魂から"今"のとしくんを感じられるような気がして、
そんな"今"の現実に大きな大きな喜びを感じると同時に、
未来へ向かって更なる躍進が続いていく希望をも感じ、
私自身もまた生きる力をもらえたような気持ちになりました。







長野でとても印象的だった「霧響」は、複数の方からの情報によると、
ゆづくんのスピンを描いたもので、本来は縦向きな作品なのだということでした。

長野の会場の2階は天井が低く、作品は横向きに展示されていたのですが、
今回の大阪では高い天井を生かし、縦向きに展示されていました。


横向きの状態からはまったくピンと来なかったのですが、
実際に縦向きになっている状態で見ると、
絡み合うように描かれた複数の流線がたしかにスピンの残像のように見え、
見る向きによってこんなにも絵の印象が変わるのだと実感しました。

(↓ は私の個人的イメージです)






今回の新作のひとつ「継ぎ目」は、
以前大阪のDSでとしくんが歌ったり、としちゃんでも聴かせてくれた
宮根さんのバンドの楽曲「継ぎ目」を描いた作品。

後日、宮根さんと作曲者の熊谷さんが来場され、
としくんがこの絵に込めた想いを伝えたり、
他の絵もとしくんが説明しながらひと通り一緒に観覧されたそうですね。



龍玄とし オフィシャル・ブログ


この時はまだ知りませんでしたが、
としくん自身の中にもある大切な思いが共鳴し、嗚咽を滲ませながら描いたのだと、
後日としくんがブログに綴ってくれました。

としくんがこれまで何度も紹介してくれた宮根さんのメッセージよると、
宮根さんが韓国と北朝鮮の国境を訪れた時に感じた気持ちを書いた詞なのだそう。


  空に継ぎ目がないように 人にも継ぎ目がないのかな
  みんな同じように笑って泣いて 幸せだったりするのかな


宮根さんの綴った言葉がとしくんの中のどんな想いと重なり共鳴したのか、
そのひと筆ひと筆に込められた想いを、いつか聞かせてもらえたらいいなと思います。

  

 

 




2時間ほど鑑賞して一度退場し、
まだお腹が空いていなかったので駅の方へお買い物に行った後、
再びグランフロントに戻って1階のカフェラボへ。

入口近くにはたびたびBIGキャッToshlが登場していて、
みなさんとのツーショット撮影に応じてくれていました。


お昼前に最初に様子を見に来た時は入店待ちの列ができていて、
たしか30分待ちの案内表示が出ていたと思いますが、
私達が戻って来た16時前頃にはもう列は無く、
席も少し待っただけで確保できました。






5種類のコラボメニューの中から今回私がいただいたのは、
「チェリーブロッサム香るパンケーキ」と「キャッToshlカプチーノ」。

スフレのようにふわふわなパンケーキは大きさのわりに意外とボリューム感もあり、
桜の香りのクリームと甘酸っぱいブラックチェリーもよくマッチしていて、
甘さ控えめでとってもおいしかったです音譜

当初「CHERRY BLOSSOM」の絵も展示予定だっと思いますが、
残念ながら今回は展示されていなかったので、いつか見せてもらえるといいなキラキラ


「星空のネプチューンパフェ」を召し上がってる方もたくさんいらっしゃいましたが、
メニューの写真の通りネプチューン・ブルーの色合いがとっても美しく、
デザインも仕上がりもまさにアートのよう。

こんな風に、としくんとのコラボレーションを素敵なメニューとして実現して下さり、
「マスカレイド・展」をイベントとしてより一層盛り上げて下さった
カフェのスタッフの方々の情熱とご尽力を感じ、
ファンとしてもとっても嬉しくありがたく思いましたラブラブ







カフェを堪能した後は再びイベントラボへ。

この日はすでに会場からのとしちゃん放送が告知されていて、
としくんが会場に来ることはわかっていたので、
長野のように閉館間際に現れるであろうとしくんに逢うために
たくさんのToshloveさんたちが集結していました。

久しぶりにお逢いできたToshloveさんたちともわちゃわちゃできて楽しかった~音譜


入場が制限されていた訳でもなく、運営側から指示があった訳でもないのですが、
一度入ってしまうと2時間で退出しなければならないため、
閉館の20時から逆算して18時に入場できるよう自発的に待機列ができていて、
私たちもその列に並んで18時過ぎに入場しました。

長野の時は、たしか16時過ぎ頃にはすでに
「17時45分頃、1階に龍玄としがサプライズ登場します」みたいなアナウンスがあり、
大半の人たちはその時点で1階の「マスカレイド」の絵の前で待機していましたが、
大阪ではそのようなアナウンスは一切なく、
としくんがどこに登場するのかはっきりしないまま
「マスカレイド」の前とプロジェクションマッピングの前に人が溜まっていました。


そして19時30分の回のプロジェクションマッピングが始まる直前になって
そちらに移動するように指示があり、
プロジェクションマッピングが終了した19時40分頃、ついにとしくん登場ラブラブ

最初プロジェクションマッピングの前でお話をしてくれた後、
急遽予定には無かった公開インタビューということで、
「マスカレイド」の前に移動してインタビューの模様を観覧させてくれました。

としくんは終始にこやかで、全方向のファンにお顔を向けるように気遣ってくれて、
そんなとしくんの様子を傍で見ていられるのがホントに嬉しくて嬉しくてドキドキ

長野の時は新幹線の都合で最初の3分しか居られず無念の途中離脱だったのですが、
今回は約30分に渡ってとしくんと同じ時間を過ごすことができて、
ホントにホントに幸せいっぱいでしたキラキラ



Walker+ Nicheee!




幸せ気分に浸りながら帰途につき、新幹線の中でとしちゃんの生放送を観ていましたが、

「日々幸せがどんどんどんどん更新されていって、どんどん広く深くなっていくような、
 そんな気持ちを今こうして感じれるっていうことが
 どんなにすごいことかっていう風に思います」

「すごい健やかな爽やかな気持ちを、こんなに清々しい気持ちを感じられるっていうことが
 僕の人生にとってはホントに宝物です」

「みなさんに見て頂いて、感じて頂いて、そこに感動があって、
 そこで初めてアートっていうものは成立するんだろうなっていう風に思っています」

「みんなと分かち合えて、みんなで共感し合えて、なんぼっていう、
 僕はそういう風に思っているので、そういう場を今こうしてみなさんと一緒に
 創れたことが、僕の人生にとってはホントにすごいことなんです」

と、としくんは今の想いを語ってくれて。


こんなにも嬉しい言葉をとしくんから伝えてもらえること、
こんなにも晴々とした清々しい空気を纏っているとしくんの姿を見ていられることが、
ファンとしてホントにホントに幸せで、
こんな日が来てホントによかったと、またあらためて心から思えた一日でした。





としくんが絵を描き、個展を開催してくれたことで、
としくんの心の中を感じさせてもらえたり、
様々な想いを分かち合ってもらえたりする喜びをいただいたと共に、
自分の中で眠っていた絵画というアートに触れる楽しさや感動が呼び起こされ、
蟠りを抱えた自分自身の心を見つめ直すきっかけにもなりました。


年内の個展は今回の大阪EXHIBITIONで最後になってしまいますが、
当初他にも各地での開催が予定されていましたし、
また来年のいつか、きっと新たな作品たちもたくさん加わって、
再びとしくんの魂の作品たちに逢えるのを楽しみに待っていたいと思います。