宝塚レビュー『パリゼット』より
「すみれの花咲く頃」
訳詞 白井鐵造
作曲 フランツ・デーレ





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春が近づくと病が見つかり、新緑の頃にまた命を頂く。そんなサイクルが私の体の中で、出来上がっているようです。

はじめての病院選びの頃、主治医とのコミュニケーションにポイントを絞りました。今回も、主治医を変えずに毎日通うために、放射線治療のみを市内の病院で受ける予定でした。

その市内の病院が、たまたま国立の専門研究センターだったため、主治医を変えることになり、一から検査をし直している最中です。

痛みを抑えるために薬を飲み、その副作用の吐き気を抑えるために薬を飲み、その副作用で細かな作業が出来なくなり、私の頭の中で、負の連鎖が始まってしまいました。

その時に真っ先に浮かんだ言葉が、「病に勝つ」という一言です。鏡の前で自分の目を見つめて「病に勝つ」と、気合いを入れるようになってから、新しい主治医に、「なんだかスッキリした顔してるよ」と言われ、嬉しくて「春だからじゃないですか」って笑ってみました。

今週で全ての検査を終えて、来週から28回の治療が始まり、GW明けには終了する予定です。(白血球の頑張り次第のようです)

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大好きな春の歌と言えば、私にとっては断然「すみれの花咲く頃」です。で、こちらは、その元歌です。

ドイツ(西ドイツ)映画『再び白いライラックが咲いたら』より
「リラの花咲く頃」
作詞 フリッツ・ロッター
作曲 フランツ・デーレ





今日もお読みくださり、ありがとうございます。このブログを「闘病日記」にせず、大好きな絵本と音楽のお部屋として保てるよう、頑張ってきます。