【読書記録】さよならの向こう側 | Life is Happy

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ご訪問ありがとうございます。
すみれです。

ここは
借金返済ブログとして始めましたが
少しずつ自分の記録も
残して行けたらと思います。

その1つとして読書記録をしていこうと思います。
年に数冊ですが、時々本を読むので
その感想も残していけたらと📖

先週、図書館に行ってみたら
数冊惹かれるタイトルがあり
借りてきました飛び出すハート

その中の1冊が

〝さよならの向う側〟 著者:清水春木

人は亡くなった時
最後に1日だけ現世に戻って
会いたい人に会える時間が与えられる

ただし、その中で会えるのは、
あなたが死んだことをまだ知らない人だけ。

これは、5人が織りなす
最後の再会の物語。

表紙の内側に記された
この短い文章に惹かれて
すぐに借りる事にしました。

幼い頃から沢山の「死」を見て
たくさんの「別れ」を経験してきた為か
「死」や「生」については良く考えます。

物語は難しくなく
サラサラと読み進めるものだけど
「自分ならどうするか?」
を深く考える内容でした。

もし私なら
夫、親、兄弟に会いたいと思うけど
身近であればあるほど
自分が死んだ事は知られているわけで…

会えないとなると友達?
でも、私の死を知らない位の
遠い間柄の友達って
そんなに会いたいと思わない気がする…

この本が伝えてる事は
・素直でいること(想いを素直に伝える)
・大切な人に会えることは、とても素晴らしいこと
・人はいつ何が起こるからわからないからこそ、
毎日を大切にしていく
・命は尊く、儚く、素晴らしいもの
・死んでしまったら過去は変えられない

私は生きる事が凄く下手で(笑)
ポジティブでもないし
楽しい事ばかり考えて生きられる性格でもなくて
いつも後悔ばかり(笑)

でも
祖母が亡くなった時
亡くなるまで、自分が出来る事は
できる限りのことをした。
その時の自分が出来る100%のこと。

だから
祖母を見送った時は後悔はなかった。
至らなさはたくさんあったけど
その時の私にはそれが精一杯だったから。

父を見送った時も、できる限りのことをした。
一つだけ心残りはあったけど
それでも90%は出来ることをした。
だから、あーしてれば、こうしてれば、っていう後悔はなかった。

誰かを見送る時
私はいつも後悔して泣いて悔やんで来たから
祖母に教えてもらった
「その時の自分がやれる事はした」
って思えるように行動をするようにしてる。

でも
自分に対しては?
そう考えた時、私は後悔が残る。

・もっと旅行がしたかった
・もっと友達と遊びたかった
・その年代、年代で出来るオシャレがしたかった
・やりたい事をめいいっぱいやってみたかった

今、人生が終わったとして
振り返ることがあったら、やっぱり後悔はある。

母を優先してるのは
母を見送る時に後悔したくないから。
あと何年、親孝行が出来るんだろう。

でも、ある程度
自分にも孝行してあげなきゃ
自分のその時がきたら後悔するよね。

なんて考えてます。
いつも。

こういう本を読むと
自分の生き方や
会いたい人には会いに行く大切さを痛感します。

未来はいつだって「現在」としてしか来ないから
「現在」を大切に生きていくしか
後悔しない生き方はないんだよね…

体力がなくて仕事に追われて
日々を消化してる私には
いつもコレが課題になっていますショボーン

44歳
健康寿命が70歳までとしたら
残りは25年位か…

自分に対しても
私の周りの人達に対しても
後悔しない生き方がしたいな。

そんな気持ちにさせてくれた本に
ありがとう。

最後まで読んでくれた方もありがとう。

よし!
日々を大切に生きるぞーっ炎