この方は、大阪に住む70代の女性です。5年程前に肺癌が見つかり抗剤治療を定期的に受けていた最中、少しずつ病状は進行していき肺に水が2㍑も溜まってしまう状態になり、その度に病院で水を抜いてもらう治療をしていました。




病院の医師からは「余命3ヶ月」と告げられ息苦しさと闘いながら、いつしか訪れるであろう死の恐怖と隣り合わせの日々を送っていました。そんなお母様の辛さを見て「母が元気になり、1分1秒でも長く生きてもらいたい……」娘さんの必死の優しいお気持ちがE先生とのご縁を引き寄せました。

E先生は常日頃、藁おもすがる「命が助かるなら全財産を捧げます」このような本人はじめ、周りの必死な精一杯の思いの方は、自然と奇跡的なご縁で繋がる可能性が高いと話されます。

この方は、遠方で定期的な施術に通うのは大変ですから、始めだけは歓喜堂に来られて施術を受け、あとは週に数回の遠隔治療で様子を見ることとなりました。

歓喜堂の遠隔治療の場合には、この方のような遠方で定期的な施術に来るのが難しい方や、死に直面されていて急を要する方が対象となります。そういうケースのみに限ります。初めから労せず遠隔治療を依頼してくる方が時々おりますが、出来るだけお金をかけずに簡単に治して貰おうといった心構えでは残念ですが、奇跡の効果は難しくなるでしょう。

この方がE先生の遠隔治療を始めた直後から、体調がみるみる良くなり肺の癌が少しだけ小さくなりました。その後3ヶ月目には、また更に癌が小さくなり余命3ヶ月と言われていたにも関わらず、もう9ヶ月も経過していました。

病院の医師もさすがにこの状況には、ただ唖然として「考えられない」と呟いていました。

肺ガンは、世界的にも致死的なガンでその理由の1つが、多くの場合発見が遅すぎて効果的な治療を行うのができないことだそうですただ早期に発見された場合には、手術や放射線である程度の治癒は望めるとあります。

そんな致死的なガンの末期で、余命を宣告された方が半年以上も生きることができた……奇跡とはこのようなことをいうのでしょうね。

きっとこの方は、今までずっと良い行いを心がけ、自分に出来る精一杯の施しを沢山の人へ与えてこられたのでしょう。その結果が、E先生のお力で命が救われることへの奇跡に繋がったのだと思います。

それから2年後、病院の医師に勧められるまま抗がん剤治療を行った結果、意識が無くなってしまいました。娘さんも再度必死の思いで遠隔治療を依頼されました。その思いが通じたのか、一時は意識が戻りE先生との会話が可能になりました。

しかしこの方は、御自身の意志で「もうこれ以上は生きても仕方がない、今まで充分に生き抜いた、思い残すことは何もない」と静かに旅立つ道を選ばれました。

人は皆、死が迫る状況になると、健康で元気な時にはわからなかったごく当たり前だと思っていた大切なことに気づかされたりするものです。
自分へ捧げてくれた沢山の人びとの優しさ、温かさ、思いやりや愛情だったり、また自分が人にしてしまった悔いや後悔だったり、自分の生きてきた道を恥じたり、色々な事が脳裏に浮かぶものです。

しかしこの方は、もう少し生きようとすれば生きられたかもしれません。でも御家族が望んでいるにも関わらず、いさぎよく自ら旅立つ決意をされました。

歓喜堂の気功治療の基盤となっている般若心経の教えの一部で「人は皆、一人一人役割と意味があってこの世に生を受ける、すべてのこだわりを捨ててこそやすらぎの源で有意義で穏やかな幸せな人生を送れるのです」とあります。

きっとこの方は、この教えのような、生きる意味や役割を知り今までずっと悔いの残らない自分なりの納得のいく、やすらぎのある人生を歩まれてこられたのだと思います。それが後悔のない旅立ちの決意に繋がっていったのでしょう。

E先生は「この方のように完全ではないけれど、ある程度の人生を悔いなく全うして生きた人がいるなかで、また最後の最後まで“死にたくない、まだ生き続けたい”とあがき悔いを残して死に至る人も沢山いるのです。

この事はこの世で精算すべきカルマを与えられて、それを真摯に受けとめて着実に一歩一歩修業を積んできたかどうかによるそうなのです。

最後に、例え明日が人生最後の1日になったとしても、“あ~~なんて最高に幸せな人生だったのだろう”と後悔のない最期になるように、神様が与えて下さった二度とない今世人生の一瞬一秒を大切に、今この瞬間瞬間を精一杯生ききりたい、そう思う貴重な学びとなりました。

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