観劇から随分時間が経ってしまいましたが、感想を纏めます。ネタバレを含みますので、ご注意ください。


 写真や、当日の行動レポについては最後に纏めています。序盤は本編の内容について深掘りしています。


 カフェについては、後日纏めます。


 2023.07.02(土)



 魅力的な部分に関しては、既に多くの方が語っていますし、テレビでも特集を組まれていますので、細かな事を色々と。


 同行者:父(原作七巻と、映画は履修済み)



【デルフィーニのパーソナリティ】

 可憐な少女の姿と、残忍さを併せ持った、複雑なキャラクターなのですが、東京公演版ですと尺の関係で、分かりやすいキャラクターになっていました。


 呪いの子(本)を読んでいない父も、序盤から不審なキャラクターと察していました。


 原作に、ディゴリー家の情報が殆ど無いため、エイモスに姪がいるという事は、別に不自然な設定ではなかったと思うのですが、「なんか怪しい」と感じさせてしまう雰囲気がありました。


 彼女のファンキーな外見が影響しているのかもしれませんが、「怪しい」と思われてしまう時点で、脚本の設定が崩れてしまっているんです。


 デルフィーニは、父親と同じ様に「その気になれば、魅力的になれる」人物です。人を騙す事に長けているキャラクターです。


 2巻、秘密の部屋のクリスチャンが演じたトム・リドルは、教師達が籠絡された様子を、容易に想像出来るキャラクターでした。彼が笑顔でいれば、とても親しみやすく、思わず心を許してしまう様な生徒であったと納得が行きました。


 お堅い優等生ではなく、ユーモアもあり、規則に寛容な部分もあったんだろう、と思える配役でした。


 デルフィーニは、その才能を受け継いでいるはずです。


 確かに老人ホームのシーンでは、優しく、親身にエイモスに接しており、良い子に見えるのですが、ユーモアの部分がザックリ削られてしまっていて、アルバスと親しくなって行く過程に、もう少し尺が欲しいと思ってしまいました。


 何より、彼女は「可哀想なキャラクター」だと思っています。


 両親を騎士団側に殺され、虐待を受けて育ち、学校にも通えなかった。


 彼女が一連の騒動を起こしたのは、「父親に会いたかったから」です。


 最後の重要なセリフですが、「殺してくれ」と言った後に、「それが駄目なら、記憶を消して欲しい」と懇願するシーンがあります。後者がカットされてしまっていました。


 サラッと、ハリー達が捕縛してしまった印象です。デルフィーニの悲痛な叫びや、生い立ちに関する説明部分がカットされていたため、悪役という印象が強く残ってしまいました。


 デルフィーニは、トムやベラトリックスよりも、ずっと純粋な子で、それ故に事件を起こしてしまったのだと考えています。



【スネイプ教授】

 改変された世界で、スコーピウスを信用する過程が、かなりハイスピードに感じました。


 脚本から読み取る限り、スネイプはかなり慎重になっており、中々スコーピウスを信用しませんでした。


 板書の内容から察するに、彼は逆転時計以外の方法で、過去へ戻ってやり直す方法を模索していたのだと思います。


 その可能性を捨て、「ハリー・ポッターが生き残った世界」に賭ける事は、並々ならぬ覚悟の上だったと思います。


 本当なら、彼はリリーが死んだ所からやり直したかったはずです。最悪、予言を伝える直前の自分を、自分で殺す覚悟も持っていたと思います。(彼は元々、リリーさえ助かれば、と考えていたため、預言が伝わらなかった事により、戦争が長引く事については考慮していなかったと考えています)



【クレイグ・バウカー・JRの死】

 これは、観劇を終えて、数日経ってからじわじわと私の思考を侵食して来たのですが、恐ろしいほど、サラッと通り過ぎてしまいました。


 彼の死は、セドリックの死と対になっています。偶々そこに居合わせただけで、殺されてしまった⋯⋯。


 このキャラクターに思い入れがあるって方を、あんまり見掛けないのですが、結構重要なキャラクターです。


 虐めを受けていたスコーピウス、アルバスに度々声を掛けており、改変された世界でもスコーピウスの手助けをしています。


 一貫して、アルバス達を攻撃する事なく、手助けをしようとしてくれていたキャラクターです。アルバスは、既に荒んでいたので、差し伸べられた手に気付かなかったのですが。


 びっくりするほど、あっけなく、殺されてしまいます。


 退場もあっという間で、その後、アルバスが少し触れる程度で、サラッとエンディングまで進んでしまいます。


 セドリックの死が、あれだけ重々しく描かれていたのに対して、クレイグを悼む人々の描写が殆どありません。

 

 時間が経ってから、アルバス達の心を蝕んで行くキャラクターだと思います。


 自分を助けようとしてくれていた人に気付かなかったこと。その人が、犠牲になってしまったこと。


 私もジワジワと、恐ろしさに苛まれて行きました。


 忘れてしまう事の罪深さを突きつけてくれるキャラクターです。ハリーやアルバス達のドタバタに気を取られて、クレイグというキャラクターについて、考えが及ぶまでに時間が掛かりました。


 というか、ホグワーツはマジでやばい。敷地内で、マートル、ローワン、クラウチ、セドリック、ダンブルドア、クレイグと、少なくとも6人が亡くなっています⋯⋯。戦時中は致し方ないとしても、6人も!!



【ペチュニア叔母さん】

 元の脚本には、ペチュニア叔母さんが、幼いハリーを連れて、リリーのお墓参りに行くシーンがあります。


 あれ、観たかったな⋯⋯。


 多分、ハリーは幼児期健忘で忘れているのですが、ペチュニアがリリーに対して複雑な感情を抱いていた事が分かるシーンでした。


 もしそのシーンがあれば、わざわざハリーが包まれていた毛布を取っておいたという、叔母さんの心が分かった気がします。





 さて、色々と細かな点を書きましたが、素晴らしい舞台である事は事実です!!


 私が観に行く直前、役者の怪我が目立ったのですが、確かにあれは怪我をしやすい!!


 少しのタイミングのズレで、骨折してもおかしくないシーンが沢山あります。特に階段!!


 スコーピウス役の方に関しては、体力お化けだと思いました。本物の水に入るシーンが多いのですが、私なら翌日に熱を出して寝込んでいると思いますり




【当日の動き】

 朝一で、カフェに足を運んでください。劇場内は蓋付きのドリンク持ち込み可能です。


 劇場内でもボトルドリンクを買えますが、透明のボトルになってしまいます。カフェではハリポタコラボのボトルドリンクを販売しており、夕方には売り切れているデザインもあります。



 私はスリザリンデザインの物を購入しましたが、観劇終了まで、冷え冷えの状態で飲めました。

















 駅前には撮影スポットが沢山あります! 是非楽しんでください!!