先日、久しぶりに中学校からのお友達Ⅰちゃんに会いました。
Ⅰちゃんのお家も片づけをすすめていたそうです。
嫁ぎ先のお母さまが亡くなったのが3年くらい前
だったでしょうか。
お母さまが物を捨てないタイプの方だったので
あちこちに物がたくさんあったそうです。
「片付けに2年かかったよ~」と笑っていました。
そして
「2年かけて、3つある蔵のうちふたつを空にしたの」と。
そんなにたくさん物があって
そんなにたくさん捨てたんだ
と、その時は他人事のように思いました。
しばらくしてから
うちも、同じだわ
私は
①たくさんある空間の中からいらない物を捨てる
その次に
②必要な物や、保存しておく物を整理して並べ替える
というイメージでした。
ふたつの蔵も、物置も、職人さんたちの部屋も
整理整頓ができたらそれが「完成形」だと
思っていたのです。
でも、Ⅰちゃんのやったとおり
「空になった部屋」
「何もない部屋」を作ろうと思うと
これは捨てる判断がまるきり変わってきます。
保存しなくてはならない物
保存しておこうと思う物
は、だいぶ少なくなる予感。
職人さんたちの部屋は「空にする」ことを
新たな目標としました