私は小学校の高学年の頃から、

チョコレート板チョコレートの空き箱を集める、という楽しみがありました。

当時、新しいチョコがいくつも出て、

その箱がきれいだったからだと思います。

そして、その箱にわずかに残るチョコの香りも好きでした。

チョコレートの箱を開ける時から、気をつけて開け、

食べ終わったら大事に自分の部屋へ持っていきました。

置く場所は、本棚の一番下の段。

だんだんたまっていく箱を、時々取り出して眺めたり、

においを確かめたり…デレデレラブニコニコキラキラ

 

この、私の収集したものは、母と妹の非難の対象でした。

「なぜ、そんなものをとっておくのか」と。

二人にはただのゴミに見えたのでしょうねウインク

 

そのうちに二人は

「部屋が片付かないのはその箱のせい」

「まず、箱を捨てなさい。それをしないから部屋が片付かないのよ。」

と私を説得しました。

 

2対1ですし、私は片付けできないという負い目もあり、

抵抗しましたが、結局は折れて捨てました。

二人が言うように、箱を捨てたら部屋が片付くかな!?

という期待もありました。

 

結果は残念でした。

 

箱を捨てたからと言って部屋が片付くことはありませんでした。

もともと、その箱は本棚の下段にきちんと積まれていて、

とくに散らかっていたわけではなかったのです。

もう一つ残念だったのは、

集めていた楽しい気持ちも一緒に捨ててしまったことですショボーンえーんタラー