あべのハルカスが
出来た年に
母は亡くなりました
高いとこが好きやったから
連れていってあげたかった
きっと喜んだやろ
残念でなりません 
叔母（妹)が亡くなった年に
母も亡くなりました
叔母とは10歳離れてて
高齢になってから
母から…自分は
いつも叔母をおんぶして
遊びに行くときも
おんぶしてた
お婆ちゃん（母の母親)は
何もしない人やった 
とぼやいてました
叔母は末っ子で
可愛がられていたのかな
結婚してもあまり
幸せじゃなかった母
娘の私からみても苦労の
多い人生やったね
老後は今までよりも
楽しく生きてほしかった
病気ひとつしない
母が突然リンパの病気に
なって夏になると
高熱を出して入院 
我慢強い人で自分の病気も
愚痴らなかった
高齢になってからの母は
丸くなって…
あっ 背中も丸かった 
回りの人にいつも
「ありがとう」を
忘れなかった 
叔母が入院した時
病院には行けないから
私に叔母に伝言を
託しました
スマホで録音して
叔母に聞かせました
今もその声はスマホに
入っています
時々聞いては母を
思い出します 
私も勇気づけられます 🍀
変な日本語やけど
叔母に対する母流の
元気づけでした
「感謝の気持ちを忘れたら人間のカスや！カスにならんよう
頑張ってほしい！ 以上。」
年老いくとその人の本性が
でてくると思うのです
母は優しい人でした
生き物にも植物にも
平等に優しかった
病院で名前を呼ばれると
大きな声で
「はーい」と看護師さんの
とこへ
血管の細い母は
看護師さんがよく失敗します
「失敗してもええよ」と
いつも看護師さんに言ってた
可愛いおばちゃんでした
私の理想は母みたいな
可愛いお婆ちゃんに
なりたいと思ってます
私が癌になった時
「そんなん病気と違うわ！」
と渇をいれられました
単純な私はそれを信じて
病気に立ち向かえた 
旦那さんが亡くなったとき
「大丈夫か 
」と
心配そうな声でよく
電話をくれました 
私にとって母は凄い
存在でした 
母を忍ぶ歌です
母から母へ
今頃は猫たちと一緒に
楽しくやってるよね
「猫たちは最後までちゃんと
お世話したよ」
は
長々とここまで
読んでもらってありがとう
ございました
