母に電話すると
なんだかくぐもった声
ニコニコ「ころどっだとぉ?」
おばあちゃん「うん。朝ごはん食べてお風呂の順番待っとる」
『ころどったとぉ』とは
『寝っ転がっていたの?』ということです

母は、よく寝る人でした
ごはんを食べると
すぐにこっくりこっくり
テレビを観ていてもこっくりこっくり
「なおって寝らんかなぁ」
ちょっと込み入った話をしていても
かわりありません

疲れていたんでしょうね
『あんなに寝たかったのに今はひとつも寝たくない』
だから
『寝てたの?』
ではなくただ寝っ転がっていたの?
そうたずねています

あの頃は無性に腹が立ちました
話を訊かない親だと
私の話に興味がないのだと
だけど今になってわかります
最後に寝て夜明けから働いていました

母のお味噌汁には
必ずたまごが入っていました
栄養が足りないと思っていたのでしょう
懐かしく思い出しました