あさイチで紹介されていたはるな檸檬さんの「FASHION‼︎」。
主人公は新道開、36歳。
彼は服オタクで以前はファッション関係の仕事をしてましたが、今は後輩のセレクトショップを手伝いながらテレビの電飾の仕事も。ファッション関係とは少し距離を置いていた。結婚して小さい子どもが一人。妻は漫画家で生活は決して楽ではない。
そんな彼がたまたまついて行った友人の知り合いの展示会で会ったのが中国からの留学生ジャン。
開は彼の洋服を見て丁寧な仕事をしているのが分かります。そして彼の洋服にかける情熱も。
が、彼は学生で留学生のためお金がない。
でも東京コレクションの無料支援枠に合格して開に手伝って欲しいと頼む。
開も根負けして彼を手伝う事になる。
開のファッションに関する才能と人脈がジャンのファッションショーを成功させる。
が、ジャンには誰も知らない顔があった。
これはファッションショーを開催するためにはどんな事をするのか、どんな仕事があるのか、どれだけお金がかかるのかが書かれています。まずファッションショーを企画するプレスという職業があり、プレスが招待状を出したりファッションショーの案内係をしたりする。お金もファッションショー一つで1000万近くのお金がかかる。が、ジャンはお金がないからとにかく人の善意を利用しようとする。
画像お借りしました。
知り合いだから、上司だから、後輩だから、友人だから、若いからという理由で安い値段や無料でやってもらう事、私自身、10代、20代には気が付かなかった事があったと思うと恥ずかしい気持ちになります。
これからどうなるかわかりませんが、どうか開が辛い思いをして欲しくないし、ジャンも多分策士なんだと思います。開が優しくて仕事に対する妥協がないのをわかっていて、正直言ってこういう人に関わって欲しくなかった。
ファッションマンガを読んでいたら久しぶりに1999年の「HI FASHION」を読みたくなって本棚から出してきました。この本だけは捨てられないんです。
1999年のファッションショーの特集が載ってますがこの時に掲載された日本人デザイナーが今何人残っているのか。マンガのセリフにも「若い頃に一緒に働いていた人達はいなくなってしまった」と。ファッションは才能があってもお金がないと成り立たない。
私も今はユニクロやたまーにコストコやフェリシモで洋服買ったりしてますが、ファッション関係のブログを読むのも好きです。
今日は朝早くから梅をもぎに行きましたが実がイマイチで出荷するのはやめました。
先週もいだ梅はキレイなものばかりだったのに、ところどころぶつぶつがあります。
今日も朝早く農協の産直市に行って花の苗を出荷しましたが他の人が出した梅がたくさんありました。
この梅は自家用の梅酒にします。