三人姉妹の三女です!
三女だけど、なんちゃって長女してます。
親の介護、相続で姉妹大喧嘩!
家族崩壊寸前困り果ててコーチングを学び始める
日々、
父の介護、姉一号(若年性アルツハイマー)の
介護について書いてます
銀行でお金が下せない!という姉1号(若年性アルツハイマー)
年末12/30のこと
少し落ち着いた時間ができて、
ほっとしながらも
せっせと年賀状を書いていた。
こういうときに限って、
なぜか連絡が入る。
姉1号からLINE
「銀行に行ったらお金が下せないって
言われたんだけど・・・・・
年末、私、餓死するわ」
……大げさだな、と思いつつも、
少し引っかかる。
実は12/24日に、
「私のキャッシュカード返して」
とLINEが来ていて、
私は「持ってませんよ」と返してから、
特に連絡がなかった。
※詳しくはこちらの記事を→
姉1号(若年性アルツハイマー)から「私のキャッシュカードを返してほしい」と言われた
もう何とかなっているものだと
思っていたら
結局——
お金が下せていなかったらしい。
時刻は14時半
急げば銀行の窓口に間に合う
仕方ないので、姉に電話をして、
一緒に銀行へ行くことにした。
なぜ窓口が開いている時間を
気にしていたかというと、
恐らく
キャッシュカードがないか、
暗証番号を忘れているか、
そんなところだろうと予想していたから
そもそも、
「銀行に行ったのに下せない」と言われたなら、
印鑑違いか、何かしらの手続きの問題のはず
自転車で、姉が使っている銀行へ向かう。
銀行に着いて聞くと、
姉1号
「キャッシュカードがない」という。
……ひゃっ
通帳は?
「持ってきた」
印鑑は?
「印鑑なんてないよ」
私「印鑑ないと、窓口で下せないよ」
姉1号「…………」
番号札を取って待っていると、
銀行の方が親切に声をかけてくれた。
「本日のご用件は?」
「お金を下ろしに来ました」
すると、
「キャッシュカードがあれば
ATMで下せますよ」と
店内のATMを案内された。
私、
「ちょっと確認してから
やってみますね」と伝えて、
姉のカバンの中を見る。
すると——
印鑑が5〜6本。
(どれが銀行印かわからなくなったんだろうな…
っていうか、さっきは印鑑持ってないと言っていた
)
秋ぐらいに訪問看護師さんを入れるのに
銀行引き落としの手続きをしたさい
銀行印のケースに
「銀行印」と書いたメモを
剥がれないようにテープで貼っておいたのに、
それもすでに剥がされていた。
銀行は「青いキャッシュカード」のはずなのに、
それも見当たらない。
結局、窓口で手続きをして、
6万円ほど引き出した。
ちなみに、
「銀行の人が下せないと言った」という話は、
恐らく姉1号の作り話なのではないかと思っている
憶測になるけど
ATMの使い方がわからなくなって、
それをうまく説明できなくて
「銀行の人が下せないと言った」
という話しになったのではないかと、
暗証番号も、
そのうち忘れてしまうんだろうな…。
今回は、
たまたま窓口で引き出せたけれど、
これから、こういうことは
きっと増えていく。
介護あるあるの中には、
自分ができなくなってしまったことを、
うまく説明できなくなってしまう
できない理由がわからない。
わからないことを、言葉にできない。
だから、
「銀行の人が下せないと言った」
という形で、
自分ができないのではなく
周り(環境か人)が悪いになって
話がすり替わってしまうようだ
認知症という病気をまったく
知らない人にとっては、
「うそをついている」
と表現されることが多いけれど、
本人は、
うそをついているという意識すらない。
ただ、
「できなかった」
「どうしてできなかったのかわからない」
それだけなんだろうな
こういうことが、
もし職場で起こったら——
・言い訳が多い人
・話を盛る人
・信用できない人
そんなふうに見られてしまうだろう。
実際、
「認知症になると仕事が続けられなくなる」
理由のひとつは、
ここにあるのかもしれない。
能力が急にゼロになるわけじゃない。
できない理由を説明できなくなる。
それだけで、
人は簡単に
「困った人」
「面倒な人」
になってしまう。
今回の銀行の件は、
たまたま家族だったから、
一緒に行って、
一緒に確認して、
何とかなった。
でも、
こういう場面は、
これから少しずつ増えていくのだと思う。
年末の年賀状タイムは、
気づけば「銀行付き添い」に変わっていた。
