キハダマグロのシーチキン | 魚菜の料理ブログ 

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ジギングで釣った魚を中心にシンプルに美味しく料理します。
魚の寝かせは奥が深くて面白いですねー 

友達がキャステングで釣ったキハダマグロ26kgの半身をいただきましたので定番のシーチンキン(コンフィ)を作りました。釣ったキハダマグロを一番美味しく食べる方法じゃないかな?と思います。

缶詰で売ってるシーチキンとは全く別次元の美味しさなのです。

 

半身でだいたい10kgでして、長さはたいしたことありませんが、身がめちゃ厚いです。自重で身割れしてました。

 

釣ってから2日寝かせたものをいただきました。

コンデションはまずまず。

 

柵500gくらいに強い目の塩をして20分ほど水出し、出てきた水をキッチンペーパーで拭き取り、鍋にひたひたのオリーブオイルに入れます。

このときの塩加減ができあがりの塩加減を左右しますので、多からず少なからず・・・です。

 

つぶしたニンニクのかけらを3個、ロリエ3枚、ローズマリー1枝・・・結構重要です。これがないとマグロの臭みがあとで出てきますし、味が単調になります。

 

超弱火で(温度は70度くらいだそうですがよく分かりません)加熱です。

細かい泡が出るくらいの温度です。

中まで色が変わって余熱でそのまま冷まします。

人によって熱のかけ方が違うようですが

私は30分くらい加熱してそのまま鍋で冷まし、タッパーにオイルとともに移し替えて冷蔵庫に入れます。

 

一晩経過すると・・・

身が柔らかくなって、味もしみてめちゃ美味しいです。

身をオイルともに取り出してオイルの中で軽くつぶしていただきます。

 

劇うまです。

マグロの強い旨みが強烈に口の中に広がって幸せ~。

 

刺身も食べましたが・・

もう少し寝かせた方が美味しい気がしましたが

赤身から中トロの部分が口に溶ける食感と甘みで

マグロ特有の味が素晴らしかったです。