私が大学時代、東京から故郷に帰省した際

駅でタクシーに乗った。

 

自営業をしている父の店に行くようにタクシーの男性に伝えた。

タクシーの運転手は、ゆっくりゆっくり走り始める。

私が卒業した高校の前をゆっくりと。

わざと信号で止まるようなスピードで走行している。

 

すべての信号で止まった!

なんで????

 

まだ若かった私は、早く走ってくださいと言えなかった。

 

父の店に到着し、父にタクシー代を払ってって言ったら

なんでこんなに高いんだ~どこから乗ってきたんだ~と

父が言う。

 

「最寄りの駅からだよ!」

 

地元では有名な乗ってはいけないぼったくりタクシーだったらしい。

 

私はそれ以来、地元に帰省した際はぼったくりタクシーに

会うのが嫌でバスを使うようになった。

 

今でも当時のぼったくりタクシーを思い出すと腹が立つ。

 

だから、私は日本でも海外でもタクシーに基本的に乗らない。

 

タクシー代ぼったくられたらいやだからね。

 

しかし、先日伊豆に出かけた際にぼったくりタクシーなるものに

遭遇した。

 

私の前を走るタクシー、法定速度50キロの道を20~30キロで

ず~っと走っている。

信じられない!

 

50キロ絶対出さない。

 

下田駅までずっとこのタクシーはとろとろと走行していた。

 

そして下田駅で客を降ろしていた。

 

いまだに地方にはぼったくりタクシーがいるんだな~

 

タクシーの中には外国人観光客が乗っていたのか

定かではない。

 

海外に出かけた際、ぼったくりタクシーに何度か遭遇したことがある。

 

日本も同じようなことをしているんだな~

悲しいな~