誰かに言いたい言葉が溢れて、脳内で語りかけていることがあります。

 

例えば、仕事ですごく忙しい日で、それでも何とか乗り切って、

ギリギリ終電に駆けこめる時間に帰ろうとした時に、後輩に話しかけられて、

帰れず、終電を逃してタクシーで帰ることになった。

 

そんなシチュエーション。

 

やるせなくて、イライラと悲しい気持ちの持って行きどころがなくて

私の場合「もう無理!!!やっぱりこんな生活は限界!転職しよう!!!」と思います。

 

…で、ここから脳内語りが始まる。

 

「終電に間に合わない仕事って何なの?おかしいでしょ。

 でももっとうまくやれない自分の力不足だと自覚してます。

 好きだから、続けてきたけどその気持ちも枯れました。疲れて擦り切れました。

 このままやっても変わらないし、全然明るい未来はイメージできない。

 私がいる方が部署にとってもマイナスだと思うので、

 何より嫌なことしかなくて、楽しいことが一つもなくて、

 でも業務量は多くて朝早く来ても帰れなくて、

 挙句タクシーで(タクシー代はでない)、続ける意味がありません。」

 

エンドレス。相手は多分、上司。

シチュエーションによって、だんなさんだったり、他の人だったりいろんなバージョンがあります。

 

でもね、本当にもう嫌で転職したいだったら、すれば良い。

引き留められるかもしれないけど、断れば良いんだし、

許可はいらない。

わかってもらう必要なんて、ない。転職したいなら。

 

だから、この言葉の奥にあるのは、「もう嫌だ」「転職したい」ではない。

もしそうならすれば良いんだから。

 

そうじゃなくて、この言葉たちを言いたいのは、

他の願いがあるからじゃないかな?と思う。

 

この言葉たちを伝えることで、何て言って欲しい?

どうなったら満足なの??

 

こんな風にして、脳内エンドレス語りの自分をちょっと引きで見ながら、

本当はどうしたいのかな?何でこれを言いたいのかな?って

見つめています。

 

これ!という解はまだないのだけれど。

 

やっぱり、言葉にする、言葉を尽くす、に戻ってきます。

今の私の命題。