所信表明

未だに総理大臣の岸田です

 

敷かれたレールの上をただ走るように官邸の作文を棒読みするのが、この場での私の務めでございますが、歩いていたら失くしてしまったので私自身の言葉で演説します。

 

我が国には放っておいたらヤバい問題やマズイ案件が、山のように山積みとなっており、強いリーダーシッパーが必要です。ソイツを国会に送り込むのが、国民の「シゴト」です。

しかし、その半数が政権批判しつつも、いざ投票となれば足を運ばない。国民の「シゴト」をサボっている、私並みにクチだけの愚民です。

 

「どうすれば投票率を挙げられるのか?」検討に検討を重ね検討を加速させた結果、「公職選挙法」に異次元の改訂を加え「投票の義務化」ならびに、いわゆる「白票」の禁止や「棄権者」への厳罰(お仕置き)について、臨時国会での審議をすっ飛ばして、今ここで可決しちゃいます。

 

2連続「棄権」すると、「非国民」(部外者とみなし、ご退場願います、それでも日本に居座りたいという方には、サブスクにご加入いただく形を取りたいと考えております)とし、国籍を抹消し、ただちに不法入国者とした上で、不法滞在税を課します。

 

こうすることで、(金目当てで選挙に出てくるクズどもに)立候補する党におかれましては、異次元の緊張感や危機感が生まれ(今までのスタイルじゃ、ヤベエ、両若男女にウケルような)全世代に満遍なく支持されるような、何か、イケる、イケてる政策を掲げ(ブチかまさないと何か勝てねえんじゃねえ、と焦らせます)実行しなければ、生き残れなくなります。(我が国に眠っているとてつもない力と集合体を叩き起こしてでも目覚めさせなければなりません。)

 

一票の力は小さくとも、全員が強制的に参加させられる事で、これまで胡坐をかいてきた上級国民は(魔王は一人の勇者ではなく、一億総出で倒す方が感動的です。)徹底的に第一線から排除されます。

 

悪い意味で弱肉強食でしたが、塵も(票)も積もれば山となりて、強き肉が弱き肉に食らわれてたのが、弱きが強きを食らう。強肉弱食を目指します。そもそも元来、こうあるべきでした。

 

しかし、(悪い大人が汚いやり方で、ウェイし続けたい気持ちが先走っていただけです。ハイ、そういうことです。)「勇者」ではなく「魔王」の声しか聞こえていないと、耳鼻科の先生にご指摘を頂きました。

 

民主主義の持つ自浄作用を発動させないよう30年間かけて言葉巧みに国民を欺き、虎視眈々と勝ち組の土壌を築きあげてきましたが、SNSの普及により不祥事や失態を、隠蔽・火消することが極めて困難になり、2年連続で首相の暗殺イベントが発生する、暗殺ブームとなりました。

これはこれで緊張感があるといいますか、カレーにスパイスを加えるような感じで良いんですが、、、

投票に足を運ぶことで(悪魔崇拝者共とそのボスである魔女にクソくらえと、中指を突き立ててやることができます。)政教分離の実現に大きく寄与します。

 

世界における日本のGDPランキングは、栄華を誇った2000年代に比べ、廃墟と化した2020年代です。

日出国日本(ひいづるくに)や兵(つわもの)どもが夢の跡、そのような松尾ber(松尾芭蕉のこと?)言い換えれば、(資本主義社会の敗北者は、そう感じているでしょう)平均年収以下の国民はそう感じています。

 

約150万世帯、人口換算で約320万人の(いわゆる勝ち組プレイヤーや)資産1億円以上の富裕層や経団連は常々、私に「増税」を求めてきます。これが真理であり、増税したいのは彼らであって、私は飼い主の言う事を最低限度の範囲で「聞いて」いるに過ぎません。

 

私は、総理と言う肩書が欲しくて立候補しましたものの、引きずり降ろされる、という不名誉な形での幕引きはイヤです。誰かに引導を渡され…ではなく勇退するために高い支持率を維持したいです。そのために岸田プランを検討します。

 

消費税廃止や気まぐれ給付の上位互換である、ベーシックインカム、要するに国民に定期的に飴玉を舐めさせる。私が考えた案では無いものの、GOサインを出してしまった「実質増税」とも言うべき、インボイスの廃止、賃上げによる可処分所得アゲ↑²作★戦、(生贄に捧げた各種カードの死者蘇生)廃止した控除の復活、先ほど述べた投票の義務化やサブスク、これらを来年の総裁選までに実現することをここに宣言すれば、私にまた、投票して頂ける、のであれば宣言する事を検討致します。

 

ただし、よく映画等でありますが、貧民の味方をした首長が財閥や権力者にサプライズなプレゼントをされ、政界どころか、人間界からも干される、というお約束の展開が予想できます。それに怯えて多くの歴代首相は足がすくみ多くの国民の声を「聞くだけ」に留まっておられました。

 

では、後ろに控えるそうした富裕層・黒幕を、いかに無力化し、怯えることなく堂々と民主主義に向き合った政治運営を実現するために最も必要かつ唯一の手段がございます。

それが「全有権者が投票に行くこと」なのです。これをおいて他にありません。

 

一国のボスは●れても(ヤレても)、暴動を起こす有権者の群れを黙らせることは不可能です。投票も行かず、増税メガネとSNSで叫ぶのは、自ら「私(岸田)に屈しました」と負けを認めているのでありませんか?

 

素晴らしい政党はたくさん出てきています。「一票投じてみたい」と思わせる党は、実はいくつもありますが、意識ある若者がせっかく投票したところで、棄権者が多すぎて結果的かつ自動的に、まあ、補選ね…地味に苦戦したけど(震え声)自民が勝っちゃうから怠惰な政治が続くわけです。

つまり、一番悪いのは、美味しい思いをしたい既得権益や孫の代まで安定を約束したい官僚や経団連、そうした黒幕の暗躍を許している家でゴロゴロスマホを眺めて投票に来ない画面の前のアナタです。

 

私がその、ケツをひっぱたくように「投票の義務化」を検討致します。

 

…その後、2日間にわたり演説が続きましたが、発狂しだす代議士や総理にちょっかいをかけだす議長、武装した宗教団体の襲撃など予期せぬ事態に見舞われたものの、すべて総理の返り討ちに合い、後日、支持率は回復し政権与党に近い企業の株が、軒並み下落しました。