読み終わった本。



『君が夏を走らせる』
瀬尾まい子・著

ろくに高校に行かず、かといって夢中になれるものもなく日々をやり過ごしていた大田のもとに、ある日先輩から一本の電話が入った。聞けば一ヵ月ほど、一歳の娘鈴香の子守をしてくれないかという。断り切れず引き受けたが、泣き止まない、ごはんを食べない、小さな鈴香に振り回される金髪少年はやがて──。きっと忘れないよ、ありがとう。二度と戻らぬ記憶に温かい涙あふれるひと夏の奮闘記。
(紹介文より)

金髪少年と鈴香ちゃんが
少しずつ 仲良くなっていく姿が
微笑ましく
その過程で 少年が先の目標を
少しずつ見つけ 成長していく姿が
夏の暑さと爽快さに相まって
読んでいて気持ちがいい一冊でした。




『本屋になりたい』
宇田智子・著

東京の超巨大新刊書店員から那覇の極小古書店主に。島の本を買い取り、売る日々の中で考えたこととは。文庫化に際し1章加筆。解説 小野正嗣「本屋になりたい」の一念で、東京の巨大新刊書店から沖縄の小さな古本屋へ。この島の本を買い取り、並べ、売る。市場の本屋で、本と人の間に立ち、奮闘する毎日を記した元本より7年を経て大幅加筆。牧志公設市場の建替え、新型コロナ感染症の襲来、激動の日々のなか新たにした決意。なりたい「本屋」の姿とは?ここで働く理由がある沖縄の市場の真ん中の小さな古書店で本と人とこの場所についてさらに考えた【目次】序章 古本屋、始めました 一章 本を仕入れる 二章 本を売る 三章 古本屋のバックヤード 四章 店番中のひとりごと 五章 町の本を町で売る 「ちくまプリマー新書」へのあとがき 六章 「本屋になりたい」それから 「ちくま文庫」へのあとがき解説 本屋さんの余白 小野正嗣
(紹介文より)

併読して 少しずつ読んでいたエッセイ。
なかなか難しいところもあって
ただ活字を目で追うだけの時もありましたが
なんとか読み終われました。

“私が本屋でいられるのも、本が紙でできているおかげだ。
たとえすべての本が電子書籍で出版されるようになっても、骨董として本を扱いつづけたい。"

私も 本を一つの雑貨として好きなので 
本棚に並んだ 背表紙
触った感触 表紙のデザイン
製本のセンス など
置き物を眺めるように 
本棚の本を 眺めていたいです。



来月 娘と 東京一泊2日の女子旅をします。
娘と二人旅は なにわ男子のLIVEも含めて
3回目ですが
今回は お互い行きたいところを
事前に考えて 旅のしおりでも
作ってみようかな?と
思ったりしてます。

暑い夏が始まり
仕事もバタバタと忙しく
娘は大学のテスト期間で大変ですが
先に楽しみがあるので
頑張ります!