こんにちは
K.Inoue刺繍教室の井上貴代美です(#^.^#)
刺繍の神様 吉備真備公
刺繍の神様っているのかな?
ふとそんなことを思って調べてみました
遣唐使として派遣され、刺繍の技術を持ち帰った【吉備真備(きびのまきび)公】が刺繍の神様とされている記事をいくつか見つけました
吉備真備公ってどんな方?
吉備真備公は奈良時代、唐に留学した時に刺繍の美しさに感動し、多くの刺繍作品を唐から持ち帰り刺繍の技術指導をし発展させた方だそうで
京縫(きょうぬい)
と言われる日本刺繍の礎を築いた方です
吉備真備公は元の身分は高くない方でしたが、大変高い才能をお持ちの方だったようで晩年には右大臣にまで昇進なさっています
吉備祭(きびさい)
日本の伝統工芸の発展をお祈りする「吉備祭」という祭事が、毎年秋に日本刺繍協会主催で神田明神にてとりおこなわれているそうです
吉備真備神社(兵庫県尼崎市)では囲碁の神様として祭られていたり、陰陽師の祖とも言われたりと多種多才で天才的な才能をお持ちのお方のようです
そもそも刺繍の起源ていつ頃なのかな?
刺繍の始まりは古代エジプトの頃から古代ローマ、そしてヨーロッパに伝承され世界中に広まりました
中国では秦、漢の時代に始まり、唐の時代にペルシャの技法も加わり華麗な刺繍技術の発展が仏教と共に栄えています
わたしの刺繍
私はよく
何刺繍をされているのですか?
と聞かれますが
カテゴリー別に分けて考えるのが苦手なので
色々やります~🎵
と答えを濁してしまうのですが
ステッチの技法はヨーロッパ刺繍も日本刺繍も大差ないです
歴史をたどれば繋がってしまいますものね
でも世界の刺繍展などに行ってみると、デザインや色使い、材料の違いでお国柄が色濃くでます
面白いですね🎵
奥が深いというか、、、
でも私はやっぱり自由に作りたいものを作りたいように作っていきたいので
何刺繍かにはこだわらず
刺繍をこの日本の地に届けてくださった吉備真備公に感謝しながら
私の作品作りをしていきたいな
と思います
ご一緒に