K38 | 源純夏オフィシャルブログ「純夏の棲家」Powered by Ameba

K38

今年は特殊小型船舶免許を取得。
水上バイクを運転するための免許です。

何のためかというと、
水上バイクを活用したレスキューに興味を持ったから。

でも、ただ免許を取得しただけですぐにそれができるわけでなく、
レスキュー技術を身に付けて、必要な時に使えるスキルにしなければ。

そこで、
【水上における事故に対して、PWC(水上バイク)を主体としたレスキュー活動を安全に行うための知識並びに技術を普及することにより、安全な水辺環境の整備を図ることを目的としています。←HPから引用http://www.k38japan.com/
というアメリカ生まれの団体・K38の講習を受けてきました。

PWC(水上バイク)は一般ユーザーからは娯楽のおもちゃ。
水上の暴走族と言うようなあまり良くないイメージがあるかもしれません。

けれど性能は素晴らしく、正しく活用することで水難事故だけでなく、
水に関わる事故の解決に大きな力を発揮します。
実際に東日本大震災の時にはPWCを使って100名を救助した実績もあります。
http://www.fesco.or.jp/winner/h24/017.php

PWCをレスキューに活用するための合言葉は、
“slow is pro”

講習ではまずは座学でそれらを含めたPWCを扱うプロフェッショナルな考え方を学び、実技では『基本中の基本なんだけど実は教わる機会がめったにない』ことをはじめ、スレッド(レスキューボード)有り・無し、レスキュアー有り・無し、要救助者の意識有り・無しなど様々なパターンのレスキューを学びました。

PWC講習ですが、走っている写真はほとんどありません。
(もちろん走ってましたけどね(^_^;))

レスキュー訓練では溺者役もやります。

今回の講習生で女性はわたしひとりでした。

また今回の講習にはライフセービングの仲間も多く、
他にも国交省や海洋レジャー協会の方も参加・視察に来られ、
賑やかで真剣な講習会となりました。

K38の創始者であるショーン・アラディオ氏が来日中で講習を見守ったり、貴重な映像を見せてくださったり、自ら実技を示してくださいました。インストラクターの皆さんは緊張されて大変なようでしたけど(笑)、貴重な経験になりました(笑)。


彼女はnavySEALsに対して指導もする実力者!
強くてかっこいい女性。憧れます。

いつか徳島でもPWCレスキューを普及させたい。
もちろん徳島LSCで。

それ以前に、自分自身がもっと極めたい。
やりたいことがまたひとつ増えました。