京八
よく知る場所で、
母校の後輩が、
凶悪な刃を向けられ命を落しました。
先月、夫の祖父が亡くなりましたが、
94歳の高齢だったのでそれは自然とも言える死でした。
残された家族は悲しみを感じながらも、
ほとんど寝たきりの状態で食事も摂れない状況から開放された祖父を思えば、
少しホッとした気持ちもありました。
そんな一方で。
突然に、理不尽に、失われた命があります。
『誰でもよかった』
時代がどれだけ変わろうと、そんな理由がまかり通ることはありません。
亡くなった方に用意されていた明るい未来を思うと悔しくて仕方がありません。
残された人々の無念を思うと悲しくて仕方がありません。
心からご冥福をお祈りします。
来年から『裁判員制度』が始まります。
こういった殺人罪等の重大な犯罪の裁判が対象となってきますが、
裁判員制度の導入によって、国民の量刑感覚が反映されるなどの効果が期待されると言われています。
こういった凶悪な犯罪が起こるたびにその重要性について考えさせられます。