では、今の日本の家もそう(つまり自分の存在する意味を確認する場所)だろうか、
と考えると、肯定できないことも多いように思う。
ではなぜか?
それは、存在の意味とは無条件の肯定だからだと思う。
人生には、間違いも失敗も後悔も、数え切れないくらいたくさんある。
それを無条件で肯定すること(それを山本さんは、「愛」とおっしゃっていたと思う)、
それが本来の「家」(あるいは「家族」)なんだろう。
では、高齢者の住まい(例えば介護施設)にそれを求めることは出来るのだろうか。
いろいろな考えはあるでしょうが、介護保険施行から10年。有料老人ホームも
たくさん作られました。
最近では、高齢者専用賃貸住宅も増えています。
建物(ハード)ができることで、解決される問題も確かにあると思います。
一方で積み残した課題もあるかもしれません。
それを解決する試みこそ、次の時代を作るということなのでしょう。
「きぼうのいえ」の試みは、年間数千万円の「赤字」を顧みず、実現に向けて
がむしゃらに突き進む革命家の仕事だと思う。
次の時代を作るためには、革命家が実証した一つの真実を、社会の仕組みとして
万人のものにすることでしょう。
小さくとも住替えネットの活動も、「きぼうのいえ」が示した希望の灯に向かって
歩むことができたら嬉しいですね。
<田中>

