いつもお立ち寄りいただきまして、ありがとうございます。

前回の【事例7 前編】では、
「安定した仕事を手放すことへの葛藤」と、
「つぶしがきかない」という言葉に縛られていた
Eちゃんのお話をしました。

後編では、
Eちゃんの中にたくさんあった
「〇〇しなければならない」をひもときながら、
少しずつ立ち上がっていく様子をお伝えします。

 

①焦りの正体

Eちゃんの話を聴いていて私が一番気になったのは、
「〇月までに答えを出さなければならない」
という言葉でした。
でも、それは本当に“今”必要な期限なのでしょうか。

 

② 「しなければならない」を疑う

大きな組織の中には、
確かに一定のルールや基準があります。

ただ、それは
「その場の基準」であって、
「人生の絶対条件」ではありません。

Eちゃんのいた場所では、
転職・退職・休職の予定は
◎ヵ月前に報告というルールがありました。

私は、こんなお話をしました。

「その時期までに結論を出さなければならない、というのは
“今いる場所のルール”であって、
Eちゃんの人生の絶対条件ではないよ。
今は、急がなくていい時期なんじゃないかな。」

 

Eちゃんの中で、
何かがふっと緩んだような感覚がありました。

 

③ 選択肢を増やす=安心

もう一つお伝えしたのは、
「すぐに決めなくてもいい」ということ。
それだけでも、
人はずいぶん安心できるものです。

 

④Sumikaならではの言葉がけ

最後にEちゃんに伝えたのは、
とてもシンプルな言葉でした。

「どの道を選んでも、
転職をしても、しなくても、
私はEちゃんを応援しているよ」

 

⑤言葉の奥を考える

なぜ、ここまでEちゃんは
「〇〇しなければならない」が多かったのか。

それは、彼女が育ってきた環境とも
深く関係していました。

※このお話は、次回に続きます。

 

⑥Eちゃんは、進み始めています✨

Eちゃんからは、

・勇気が出ました
・「しなければならない」は、その場のルールだと気づきました

という言葉をもらっています。

私に話したからといって、
「こうしなきゃいけない」わけではない。

その安心感が、
Eちゃんの表情を大きく変えていきました。

 

もし今、
「このままでいいのかな」
「でも動くのが怖い」
そんな気持ちを抱えているなら。

答えを出さなくても大丈夫。
まずは、話すところからでいいんです。

あなたの中の
「〇〇しなければならない」を、
一緒にほどいてみませんか。

 

Sumikaのカウンセリングは、

ただ時間をかけて聴くだけのものではありません。

“次”や“将来”を見据えた、
現実的な視点からの言葉がけをします。

潜在意識やコーチングという言葉は使いません。
それが、私の特徴です。

 

LINEでのご相談も承っています。
文字にするだけで、
気持ちが整理されることもあります。
詳しくは
BASEをご覧くださいね。

いつもお寄りいただきましてありがとうございます。

 

転職のご相談で最も多いのが、

「このまま今の仕事を続けて良いのか」という将来への不安です。

 

*今回のお話しは、私の経験に基づいたお話しと、

私ならではの言葉がけによって、自分の足で進む道を踏み出した1人の女性のお話しです*

 

ご相談くださったのは、公的なお仕事に就き、

安定した立場で働いていた一人の女性(仮名Eさん)でした。

 

仕事自体は好きであるにもかかわらず、

組織の古い慣習や構造的な問題に葛藤を抱え、

「安定を捨てるのはもったいない」

「私のような人間はつぶしがきかない」という呪縛に囚われていました。

 

いっそ辞めて違う世界へ進もうか迷うと語り始め、一通りお話しいただきました。

 

そこで見えてきたものは、

Eさんはいつも何かに焦っているということでした。

「◎月までに答えを出さないといけない」

 

 

え?

ローテーションとは違うし、なんでだろう?

そして私はあることに気づきました。

 

 

Eさんは「◎◎しなければならない」が多いことに。

多いのではなく、多すぎる、と。

 

私が開始したことはまず、

Eさんの多すぎる「◎◎しなければならない」という意識をほぐすことでした。

 

 

「◎◎しなければならない」は、必要なときもあります。

でも、必要でないものもあります。

心身共に疲弊していると、優先順位・取捨選択ができなくなることもあります。

 

このままではEちゃんはしんどいだろう、と思い、

ひとつひとつ、紐を解くことにしました。

 

すると、ここでまた一人のキーパーソンが出てきました。

 

「お母さん…」

 

 

 

後編では、

Eちゃんの場合の「◎◎しなければならない」のほぐし方、どのように伴走したか、どのように踏み出しているかをお話ししたいと思います。

 

 

 

⇒「私の場合はどうなの?」「話すことじゃないかも?」そう感じる内容でも大丈夫です。

自分のことがわからない、どうしたいかもわからない、

そういった漠然としたものも、よくあることです。

 

ご安心してお話しください

(プロフィール欄・公式LINEまたはBASEをご覧ください)

前編では、Hちゃんから深夜に届いたSOSまでのお話をしました。
後編では、そこから彼女が再出発へ向かうまでの過程を綴ります。

 

◎私の家へ来てもらうことにした理由

 

このままHちゃんを一人にさせるのは良くないと思った私は、こう伝えました。

 

「明日、うちに来ない?
子どもたちも喜ぶし、鳴子踊りのイベントもあるんだ。
人が多い場所のほうが気が紛れると思うよ」

 

“一人にしないこと”
 

私自身もつらい経験を何度もしたからこそ、

こういう時はどのように声を掛けたら良いかを、

思いつくことができました。

 

Hちゃんは少し迷ったあと、
「……行こうかな」
と、小さな声で返してくれました。

 

◎ 我が家で見えた、ほっとした表情

 

翌日、Hちゃんが来てくれました。

子どもたちは大喜びで迎え、
電子ピアノを一緒に弾いたり、
簡単なご飯を一緒に食べたり。

そのうち、Hちゃんの顔に少しずつ笑顔が戻り、
私は胸が熱くなりました。

「良かった…」
そう感じられる時間でした。

 

◎ 鳴子踊りでの救われた感覚

 

翌日は、予定通り鳴子踊りのイベントへ。
チームのメンバーは皆あたたかく、
状況も聞かずに自然に受け入れてくれました。

Hちゃんは、その空気に安心したのか、
優しい笑顔を見せてくれていました。

 

人のあたたかさに触れることは、
心の回復力を大きく支えます。

 

◎ “また明日ね”と伝えた理由

 

帰る間際、私は声をかけました。

「また明日、会社でね!」

明日もまた会えるよね、という願いを込めて。

一人の時間が長くなると、
いろいろと考えて辛くなる可能性があったからです。

 

“明日も誰かが自分を待っている”
そう思ってもらいたくて。

 

◎ その後のHちゃん

 

その後、Hちゃんは部署を異動となり、
暴力を振るう彼氏とも別れ、
やがて会社を退職してご結婚されました。

今は2児の母として、家庭を築いています。

 

あの日、あの夜。
あの違和感を見過ごさなくて、本当に良かった。

今思えば、私の今につながることを、この時から始めていたのです。

 

◎ 直感に気づき従いつなげること

 

あのときの経験は、
今の私の活動の根っこにあります。

 

☆違和感に気づく力

☆痛みの共感

☆一人にしないという判断

☆希望につながる言葉

☆私自身が“安心の居場所”であること

 

それは特別な技術ではありませんが、

誰かの未来を動かす力になりえます。

 

もし、誰かの異変に気づいたとき、
どう関われば良いか悩むときがあったら。

もし、自分自身の心が苦しくなったときがあったら。

そのときは、
プロフィールの公式LINEからお話しくださいね。

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。