クラウドファンディング
福島原発被災地に未だ残されている猫たちの
保護・見守りを!
2020年9月末までのご報告以降
活動報告が出来ずで大変申し訳ありません。
長くなりますので何回かに分けまして
ご報告させて頂きます。
なお、11月までのご報告は 栖のブログ こちら
でもご報告しております。
活動報告 2020年10月~2021年6月末
※それ以前の報告は こちら
●玉ちゃん 2020年5月保護
ブログのコメントにて、国道288号線の大熊町から山に向かい一本目のトンネル付近で懐いている猫がいると伝えられて向かってみたところ、捕獲器を置いたらすぐにご飯を食べに来て保護することが出来ました。
6ヶ月くらいの人が大好きな子で飼い主さんがいたのか首輪をしていました。高線量地帯の山の中でひとりぼっちで何日彷徨っていたのか解りませんがすす汚れて、捕獲器の中に入れたご飯はぺろりとたいらげて人を見て安心したようです。飼い主さんは見つかりませんが、状況的にこちらも飼い主による遺棄の可能性が高いと思っていて、コロナ禍の中での飼育放棄なのか解りませんが、首輪をした子を立て続けに大熊町で保護していますので、それはそれで問題だと思っています。
●しまさんとみなみちゃん
しまさん(キジトラ)みなみちゃん(サビ)
保護場所:葛尾村と浪江町南津島との境のゲートにて
警備員さんからの目撃情報で捕獲器を掛けたところ、キジトラの母親が先に入って、その子に近づきたくて子どもと思われるさびの子が周りをうろうろしているという事で、真横にもう一台捕獲器を掛けましたら、その子も保護出来ました。
親子だったみたいでシェルターに来た後もお互いを呼び鳴いたりしていて、今は三段ケージでふたり一緒に過ごしています。人を知らずに育ってきたので攻撃するよりも固まってしまう感じです。まだまだ若いので人馴れを進めて家族を見つけてあげたいです。
2020年10月~2021年6月末
保護頭数 一覧
大熊町 3匹(クロ美・おはぎ・玉)
都路町 5匹
(モンブラン・シユウ・しぐれ・こうじ・サスケ)
楢葉町 1匹(めご)
浪江町(葛尾との境も含む)
9匹(キング・ナミオ・ジャブ・フック・つしま・しま・みなみ・麻呂・シャムMIX)
保護合計 18匹
※内ジャブ・フックは、赤間さんシェルターからの引き受けですが、このクラウドファンディングの目的には、浪江での保護が続いている、浪江町の赤間さんのシェルターからの引き受けを進めるためもありました。
2013年から浪江町で行ったTNRでリリースした子たちを再度保護するのが目的でもあります。
しかし、浪江町と葛尾村の境のゲートの場所の保護を進めた結果、かなりの頭数、その場所での保護が続いたり、避難区域・旧避難区域での保護も重なったため、なかなか引き受けが進みませんでした。前回の報告と合わせて栖では5匹引き受け。
プロジェクト仲間のかつらお動物見守り隊さんも赤間さんシェルターからの引き受けをしてくださっています。
その④ クラウドファンディング収支報告に続きます。