ムツちゃん 今日 お昼 13時50分ころ 旅立ちました。

 

 

三春のシェルターの 犬舎の上で

近所を 彷徨っていた サバトラの母猫さんが

子猫を産んでいたのをスタッフが発見!!

 

とても とても 暑い夏の日の 出来事でした。

 

犬舎上には、陽が強烈に差し込んで、

いわゆるロフトのような空間に産んでしまったので、

身軽なスタッフに上がってもらってレスキュー

スタッフは汗や埃で大変中 全頭レスキューしてくれました。

 

子猫は 合計 5匹いました。

 

みんな 保護したスタッフが 

お魚さん の名前を付けてくれました。

 

とってもかわいい子たちでしたが

風邪をこじらせていて

保護時は お顔がぐしゅぐしゅしていた記憶です。

 

人馴れがなかなか出来にくく 

里親に行くことが出来た子が

サヨリちゃん のみにとどまっていて

 

うち ムツを含め ハヤちゃんは

慢性的に鼻炎がありずっと身体が弱くていました。

※ アユちゃんも軽いですが鼻炎があって闘病中です。

 

みんな 早く里親さんがつけばいいなと思っていましたが

やはりスタッフ以外には ビビりな性格で

里親会などでも 色柄がブラックスモークと珍しかったのですが

アピールが足りないのか なかなか恵まれませんでした。

 

この子たちを 私自身が お世話をし出したのは、

栖シェルターに 移動してからでした。

 

殆どの子たちが、昨年 3月30日に移動した中

ハヤ・ムツと ふたりが大好きなトラジは数日後に

病院へ行ってからの移動でした。

 

ハヤもムツも私のもとへ来た時には

長年患って、常に身体中 炎症が起きているからなのか

状態が悪く。

血液検査の数値を見るまでもなく 貧血・黄疸が酷かったりで

 

ふたり共ですが 先生もこれは FIPではないか

かなり厳しい と言われるほど厳しかったです。


家に来てから念い入りに薬をあげて 一時的に風邪の症状は良くなったのですが、そのうちまた鼻水を垂らして、

はなちょうちんを出してと 風邪は繰り返していました。

口内炎と風邪はもう慢性化していて、薬を適宜あげながら、
脱水が酷いときは補液をして、
移動した当時は、私にも慣れてなかったので、そういうことをされればたまに長く食事をボイコットすることもありました。


ウエットも適宜あげていましたが、ハヤはよく食べますが、

ムツはウエットがあまり好きでなかったみたいです。

 

ムツちゃんは、食に貪欲でないので、

美味しいものをもっていけば 余計に疑う感じで(;^ω^)

食べてくれるものを与えるのには 本当に苦労しました。


長い事治療で手をかけていたのにも関わらず、

やはりなかなか慣れてはくれませんでした。

 

でも、最近は 治療は 自分のためにやってくれているのだと

少しは解ってくれていたような気がします。

 

長い長い闘病で、身体がもう限界だったのだと思います。

 

 

シェルターに来てからケージの中での生活が長くなってしまい

調子も常に良くないので、フリーにしてあげることもあまり出来ませんでした。

 

それに、状態が良くなくて 舌を出していたり

涎をたらしていたりで

見た目がとっても可哀相だったので

 

皆さんにムツのお顔を

なかなかお見せすることが出来ませんでした。

 

でも、もっとお伝えすればよかったと後悔しています。

 

 

 

ムツちゃんが生きた証は 私の中に確実にあります。

 

でも皆さんにも もっと 知ってもらえばよかったです(;_;)

 

 

 

シェルターに移動した直後に、たまたまボランティアさんがケージから脱走させてしまって フリーになった時の写真

 

これが唯一 栖シェルターで フリーにしてあげられた時でした。

 

本当にこの時 出してくれて良かったと思います。

 

大好きなトラジとも しばらく一緒に過ごしていました。

 

まあ、調子が悪くなって

すぐ捕まえてケージに入れることになってしまったけど。

 

 

 

 

 

しまみさんと同じで、治らない子は病院でいろんな治療をして頂いても治らないのが本当に辛いです。

 

昨日来てくださった

ボランティアさんの獣医さんともお話したのですが、

結局口からきちんと食事をして 栄養のあるものをとって

身体の中から免疫力が強くなって

炎症やウィルスをやっつけられないと

根本的な解決にはならないのです。

 

ボランティアの 先生は、漢方に詳しいのだそうで、

これから相談にのってもらいながら

シェルターにいる子たちの治療方針を

変えるつもりで 取り掛かるところでした。

 

先生のお話を聞いていたら、前から考えていたのですが

漢方が とても良いものに思いました。

 

私も少し勉強して

動物たちの健康・長生きにつなげていきたいと思います。

 

 

まだ火葬の手配をしていないので

いつになるか解りませんが

決まりましたらお伝えさせて頂きます。

 

 

 

 

 

 

 

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