銀座インテリア書展vol.6と、シンクロ

●銀座インテリア書展vol.6と、シンクロ

こんにちは、デザイン書道家の美游です。

「銀座インテリア書展」vol.6、無事に終了しました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございます。

取り込んでいて遅くなりましたが、ご報告^^

新しいギャラリーはこんな感じです。



手前の部屋にフリーの作品が並んでいます（全体の写真を撮りそびれてしまった^^;）。

そして奥の部屋が、課題作品の「月」。



私の「月」は一応文字だけど、ちょっと絵のようなこれ↓





そして黒い作品「iTO（いと）」



毎度わかりにくい写真ですが、書いているのは文字ではなくて、連綿の雰囲気だけの線が一行です。

最初はこれだけだったのですが、何かもの足りない、一工夫したい・・・

と思っていたら、フッと湧いた（降りて来た？）のが芥川龍之介の『蜘蛛の糸』。

天から救いの糸が降りて来て、それにつかまって上昇して行くようなイメージ。

誰にもきっとチャンスがある^^

真ん中に一本、極細の銀色の線を描く事にして、バックもわざとムラムラに染め直しました。



そして、絶妙なタイミングというか、シンクロ？

作品の発送前日。

パネル仕上げをしているところへ、祈祷師の友人から祝詞が送られてきました。

早速音声ファイルをダウンロードして聞いてみると、その歌詞の内容が何ともシンクロしているような気がして・・・

なので実験。作品に祝詞を聞かせてから発送しました。

感覚の鋭い人は、この祝詞に感じるものがあるらしいけど、作品からも何か感じたりするかな？

まあ、そんなミラクルがあってもなくても、イタズラは仕掛けているときが一番楽しいのです。

あえて結果は見ずに、妄想を楽しむのがいい。

恒例のご来場者アンケートでは、「月」も「iTO」もとても好評でした。

そして、購入はされませんでしたが、「iTO」がなんと「ベストカリグラフィ賞」をいただきました！



賞金付きの受賞は初めてかも。嬉しいです（≧∇≦）

次回はさらなる進化と、温めていた「白い作品」を形にしたいと思います。

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