マツダ ミュージアムに潜入してきました
先々週、平日まっただ中に、とある目的のためにマツダミュージアム
に行って来ました。
そもそもマツダミュージアム
をご存知でしょうか?
マツダミュージアムとは…
1994年5月に開館。2005年2月に展示面積を拡張し全面リニューアルした。博物館はマツダ構内に設置され、宇品第一工場に隣接している。博物館のある所在地は広島市南区宇品になるが、入場に関しては、広島県安芸郡府中町の本社ショールームに集合後に、構内専用バスで入場する。
つまり、マツダの広島本社内にある、マツダの歴史や歴代の車両、ロータリーエンジンなどが展示されている
マツダが運営している無料のミュージアムです。
クルマとかに興味ない方はスルーでお願いします。
広島在住の方は、話のネタになると思いますよ~
それはそれはステキなマツダミュージアムなんですが、一つ問題がありまして、
「平日のみ開館、ネットで事前予約が必要」とゆう、来れるもんなら来てみろ!的な感じ。
平日、都合をつけられるので、こういうときは、一人でシゴトしててよかった~と思います。
ちなみに、広島市の小学生は社会見学で、マツダミュージアムにも結構行ってるみたいで
ボクが行った日も小学生がわんさかと見学してました。
というわけで、平日に一人でフラ~っとネットで事前予約して行ってきたというわけです。
社内や、工場、場内は基本的に写真撮影不可ですが、ミュージアム館内は写真撮影自由です。
本社1階には、懐かしいサバンナRX-7が展示してありました。
※ちなみに、小さい写真はクリックで大きくなります。
サバンナRX-7は、ロータリーエンジンのコンパクトさによって、当時、最も低い車高だったそうです。
バスで広い工場を移動しますが、車を作る工場って、広いんですね~
マツダ規模でもかなりの大きさなので、トヨタの工場なんて、想像もできません。
最新の現行車が自由にさわって、座ったりできます。
現行車にまったく興味がないので、ささ~と通り抜けます。
で、参加者みなさんお目当ての歴代の展示車にうつります。
やっぱり、コスモスポーツでしょ。
ボクがここで言うまでもないのですが、1967年、世界初のロータリーエンジン搭載の量産車として
マツダが発売した、歴史的名車です。
ガイドさんのお話によりますと、当時、現在の価格で1500万円くらいしたそうです。
量産体制もなく、ほとんど手作業による組み立てで、1000台くらいしか生産しなかったといってました。
これを見ながら、「プラモデル買おう!」と心で叫んでました。
さて、次々といきます。
初代キャロルから三輪自動車、まで、まぁ~かわいいもんです。
ボクの今回の目的はこのクルマのデータ収集です。
1971年、富士ツーリストトロフィ500マイル(富士TT)において
日産スカイラインGT-Rの50連勝を阻んだ、あのサバンナRX-3です。
その後もさまざまなレースにおいて素晴らしい成績をおさめた、ロータリーの名車です。
なぜ、このサバンナGTかと言いますと、僕が子どもの頃、父が大切に乗ってたクルマだからです。
なんと、ここで当時の貴重なサバンナRX-3の写真が奇跡的に発掘されました!
若かりし頃のスミイ父です。↓ ていうか、多分今の自分と同じ年齢くらいだと思われます。不思議な気分です。。。
この写真、良く見ると、大町小学校の正門近くに浸入して、勝手に撮影してます。。
↑ポーズがもろ「昭和」です。。。
マツダ車好きな人には、とっても貴重な当時の写真です。 ↓もろ大町小学校の体育館が写ってますね。
オプションもいろいろ付いてますねぇ。毎週いじってましたからね。笑
ボクがフォグライト好きなのは、「遺伝」だったことが証明されました。
↓ちなみに左の写真は、安佐南中学校で、右の写真は大町小学校です。 オヤジ、なにやってんだ!
同じ写真箱に、高校生のボクがうつった写真も発掘されましたので、ついでに載せときます。
父がサバンナに乗っていた当時、まだ幼いボクはやれ「狭い」だの「うるさい」だの「車内がくさい」だの、
ぶーぶー文句を言っていたのをよ~く覚えています。
が、父はそんなコト、まったく気にすることなく、毎週末、RX-3を家の前でいじくっていました。
サバンナRX-3とランブレッタの違いはありますが、親子って似るんですねぇ。。。
プラモデルの完成度を上げるため“だけのため”に、マツダミュージアムに取材に行ったという。
ま、真のオトコとはそうゆう生き物なんですよ。
ただのアホです。
さて、ロータリーといえば、これを無くしてマツダロータリーの歴史は語れない一台がまだあります。
マツダ787B。
もうね、日本車で初めて「ル・マン 24時間」を制したんですから。
その本物が展示してありました。
止まっているのに、エンジン音が聞こえてきそうな、本物のレーサーだけが持つ迫力。
プラモ、作りて~ってまた思ってしまいました。 が、ココはがまんしました。
その他にもRX-8が製作されるデザインの過程から、完成まで。
ロータリーの砂型や衝突実験、全部品の展示などなど。
ホワイトボディもありました。
最後は未来のコンセプトカーのコーナーです。
しかも、ボクはかなりの飽き性なもので、少々クルマに飽きてきてました。
なもので、コンセプトカーが何て名前だったか、忘れてしまいましたので、画像だけでスイマセン。
まずはすごい流線型のコンセプトカー。
こちらも水のような流れるデザインが美しかったです。
ボクは広島在住ながら、マツダミュージアムの存在は知っていたものの、今回初めて行きました。
広島観光に、宮島、原爆ドーム、マツダスタジアム(カープ)に加えて
マツダミュージアムもなかなかいいものです。
ここでしか買えない「ロータリー キーチェーン」はロータリーエンジンのロータリーがキーホルダになってて、
クルマ好きにはきっとたまらないお土産になると思います☆
と、言いながら、今まで一度もマツダ車を買ったことがない、という。。。
コスモスポーツなら乗りたいんだけど、アレめっちゃ高いんだよなぁ…