弁護士の先生から
旦那さんと連絡がつかないと連絡が来た

私は両親と弁護士の先生と一緒に
家に向かった

駐車場には車は無かった

どこかに行ったのか

部屋に入ったら
旦那さんの荷物が無かった

寝室のクロゼットは開いたまま
金庫も空いている

嫌な予感がした

私の指輪ネックレス
ブランド物バック

再出発した時に
一緒にした貯金通帳
全て無くなっていた

ここまでされたら
もうどうでも良くなった

ただ一つ
旦那さんからの贈り物は
キッチンのデーフルの上の
離婚届けと手紙と結婚指輪

弁護士の先生が
警察に電話しましょうと言ったけど
断った

手紙には
自分が傷付いた事や言い訳ばかり書いていた

最後には
精神的苦痛の慰謝料として
預貯金は全て貰います
それで離婚をしてあげます

と書いていた

私はもうこれで終わりでいいと思った
探す気持ちもない

そんな時間より
娘と前を向いて歩きたい

そう思いました