なにか

どうしようもない気持ちに襲われるとき

というのが、ときどき訪れるもので


そういうとき

私はある一冊の本のなかの言葉を思い出すのです。






今この瞬間にも

まだ私の知らない美しさ、無数の輝きが

世界のどこかに存在している






その言葉を思い出すとき

闇に包まれていた心のなかに

きらりと


まだ知らない星屑の輝きが

音をたてて

私を導いてくれる気がします。