昨夜のTBSテレビ 『情熱大陸』で
南極観測隊 料理人 篠原洋一さんのことが放送されていました。
南極にある昭和基地で、一年四ヶ月の間隊員たちのために料理をつくり続けるのが仕事。
南極では、新鮮な食材を調達することが出来ないため、
出国前に食材30トン、隊員分約3万食をフリーズドライにして調達していました。
メニューに工夫をこらし、テーマを作り調理していました。
南極という極限の地での食事は
「食」は直接「命」にかかわります。 また隊員の「こころ」を癒し満たすもの。
食材の調達や調理には、大変なご苦労があるようでしたが、
篠原さんのなんと楽しそうなことか!
活き活きとして、観ているこちらまでが元気になるようでした。
内に熱い物を持っているのがわかります。
お母様が、若くして亡くなられた時
(人はいつ死ぬか分からない。それなら好きなことだけをして生きよう!)と決めたそうです。
南極での仕事が終わると、無職になります。
それでも、
『不安はあるが、悔いはない』と言います。
好きなことをして生きている人は
いつも楽しそうで、それが周りの人間をも楽しくさせてくれます。
暗い顔をしている人のそばに行くと、周りの人間も暗くなります。
尊敬する方に言われました。
「好きなことをして生きなさい。そうすることが周りの人をも幸せにします」と…
以前、NHKの大河ドラマ『篤姫』のなかで、
「迷ったときは、考えるのではなく感じなさい」という台詞がありました。
自分が何をやりたいのか、どうなりたいのか…
きっと一番知っているのは自分自身であり、自分の中に答えがあるのかもしれません。
ともすれば、何かを決めようとするとき
世間体や他人の目を通して見てしまいます。
でも物事はレンズを通したら通したように見えてしまう。
篠原さんが、楽しそうでブラウン管を通してでも人を元気にしてくれるのは
「好きなことをして生きているから。自分に忠実に生きているから」
私も、そう生きることを決めようと思います!