こんにちは。お久しぶりです。
2月に行った墨田区の栄養士さんとの懇談以降
投稿していませんでした。
原発事故から5年が経ちました。
当時1歳6ヶ月だった娘も
小学校に通うようになりました。
メンバーのお子さんも皆さん大きくなり、
中学校へ通っている子や、
新しくお子さんができたメンバーもいます。
5年って早いものですね。
あの事故から5年たちました。
政治は民主党政権から自民党政権へ。
事故の原因もわからないまま、
内部被曝や甲状腺ガンの因果関係も解明されぬまま、
当時避難区域だったものは順次解除され、
2017年にはほとんど解除される予定です。
安倍政権になり、原発は再稼動されました。
どんどん どんどん
あの事故のことが
まるでなかったかのように
問題がないように
時間は過ぎていきます。
けれど、問題が解決された訳でもなく、
福島県では甲状腺ガンになる子どもたちは増えています。
放射性物質が含まれた汚染土も、
「8000ベクレル以下なら再利用」が決定されました。
(「毎日」新聞/6月30日付)
福島から自主避難された方たちの生活は再建されていません。
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そんな状況のなか、私たちの生活はどうでしょうか
暮らしのため、社会保障のためと引き上げられた消費税は、
私たちのため、福島や宮城など震災のためには使われず、
大企業の法人税減税分に穴埋めされました。
労働法制は改悪され、非正規雇用が当たりまえ、
派遣社員は正規雇用になるチャンスを
奪われる社会構造になりました。
そして実質賃金は2年連続で低下。
これは戦後史上初めてのことです。
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希望がもちにいく社会のなかで
安倍政権は昨年、安保法制の強行採決をしました。
今度は日本国憲法そのものを大きく変えようとしています。
私たちの暮らしや生活、子どもたちの未来のためではなく、
「安全保障」という名の下で、
戦争できる国に変えようとしています。
今回の参議院選挙で、自民党と公明党など、改憲を「よし」
とする政党が3分の2の議席を取ると、(最終的には国民投票ですが)
改正の手続きがとられることになります。
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「放射能から子どもを守る会」の活動をはじめて
たくさんのお父さん、お母さんに出会い、
語りあうようになり4年以上たちます。
放射能問題からはじめた市民運動は
保育園のこと、食生活のこと、子どもたちの身の回りに関わること
などなど様々な取り組みに参加してきました。
なんでこんな大変なんだろうって思います。
それは
いまの自民党政治が
私たちの生活を破壊しているからです。
この流れを本気で止めないと
私たちの日常は、姿を消してしまいます。
テレビのなかで客観的に見ている凄惨な報道が、
身近な問題になる可能性すら孕んでいます。
明日、参議院選挙があります。
この流れを止めることのできる決定的なチャンスです。
投票しなければ、誰かが投票した、自分とは異なる意志に
私たちの未来や生活を委ねることなります。
自分たちの未来は、自分たちしか変えることはできません。
そして
小さな寝息をたてて、日々大きくなっていく子どもたちには、
投票権はありません。
明日がチャンスです。
みなさん投票へいきましょう。
身近な人、友人知人に選挙があることを伝えましょう。
私は安倍政権に反対する野党共闘を応援します。
皆さんは、皆さんの心に基づき投票してください。
選挙で日本を変えましょう。
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さいごに
こんな情報が
自民党は「学校教育における政治的中立性」について
実態調査を開始するそうです。
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《弁護士さんの記事はこちら》
安保関連法についてだけではありません。
秘密保護法が施行されたいまの日本では、
政府が判断すれば、原発問題、内部被曝問題など
国家機密に指定され、国民が知ろうと思っても
知ることはできなくなります。
学校や教育現場で、学ぶこと、主張することも制限される
可能性もあります。
いまの流れを、本気で止めましょう。