前回の投稿から早いもので一ヶ月も経つとは…恐ろしい(;^_^A
結構いろいろあった一ヶ月です。
先月の交流会で、今年6月に映画「A2-B-C」の上映会を行うことを決めました。
わーい、わーい、やるぞ!
という意気込みで準備し、配給会社の担当者の方ともやりとりを開始したのですが、
先週突然「当面映画上映会を中止することになりました!」と連絡をもらいました。
映画のオフィシャルページはこちら
担当者の方から連絡をもらう一週間前に、突然監督の声明がホームページに掲載されました。
これはなにかあったのかな?と思わせるものでした。(全文を掲載します。以下転載)
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声明文:私が監督したドキュメンタリー映画、「In the Grey Zone」(2012年)と「A2-B-C」(2013年)は、2011年に福島で発生した悲惨な原発事故が、その地域に住む 家族、とりわけ子供たちの生活や健康に与える影響に焦点を当てています。私は政治的中立の立場にいるよう努めており、これらの映画を制作する中で、いかなる政治組 織からも金銭的またはそれ以外の援助は一切受けておりません。私は、いかなる団体 や組織でも、政治的利益のためにこれらの映画を使用することを固く拒否します。また、いかなる形の暴力も強く拒否し、平和的な反対意見にのみ同意します
イアン・トーマス・アッシュ
「A2-B-C」「グレーゾーンの中」監督
2015年3月6日 東京にて
Disclaimer: My documentary films 'In the Grey Zone' (2012) and 'A2-B-C' (2013) focus on the lives and health impacts on families, especially children, living in areas contaminated by the 2011 nuclear disaster in Fukushima. I strive to be politically neutral, and I have never received financial or other support from any political organization for the making of these films. I reject any attempt to use these films for the political benefit of any group or organization. Furthermore, I strongly renounce any form of violence and support only peaceful means of opposition.
Ian Thomas Ash
Director, 'In the Grey Zone' (2012) and 'A2-B-C' (2013)
Tokyo, Japan
March 6, 2015
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なにか監督や配給会社に圧力がかかっているのかな?と
不安に思っていたところ、映画上映会の中止の連絡があり、
これは…と思ったのですが、具体的な事実はわかりません。
それは監督と配給会社さんの間でしかわからないものだと
思います。
監督のブログには「配給会社の都合により」とありますし、
今後具体的なことが決まったらお知らせしますと監督の
Twitterにも投稿があるので、待ちたいと思います。
イアン監督のブログはこちら
自己検閲?検閲?ともあり、やっぱりなにかあったんじゃないの?
と不安になっちゃいます。
さて、そんなこんなで6月の上映会は白紙にせざるを得ない事態となりました!!
うわぁ~~~1月下旬から準備をしていただけに残念・°・(ノД`)・°・
けど負けないもん。
ということで、今週22日に交流会をやります!
そして、もともともは上映会にむけた学習と位置付けたのですが、
福島原発事故集団訴訟について、弁護団の一員として
活躍されている東京東部法律事務所の加藤芳文弁護士に
お話していただきます。
加藤弁護士の紹介はこちら
裁判も大詰めのようです。福島県の皆さんがどんな思いを
抱えながら裁判をたたかう決意をしたのか、また国や東電は
どのような対応をしているのか学びます。
興味のあるかた、話しを聞きたいかた、ぜひご参加ください。
とき:3月22日(日)10時~11時(学習会)
11時~12時(子どもを守る会・会合)
場所:すみだ女性センター・第一会議室
主催:墨田区の子どもを放射能から守る会
連絡:sumidamamanokai@gmail.com
東日本大震災、福島第一原発事故から4年経ちます。
いまでも20万人を超える被災者の生活は再建していません。
当会はこれからも、被災者の皆さんと心を一つに、
放射能から子どもたちを守る活動をすすめていきます。