
春になり


これからの生活が楽しみ…という反面、親としては心配なこともあります。
墨田区では小学校5年生を対象とした移動教室を毎年6月初旬に行なっています。
移動教室の宿舎は栃木県鹿沼市にある「あわの自然学園」です。
区内よりも線量の高い場所に子どもたちを送りだす…というのは正直不安です。
当会には昨年から「あわの自然学園」を利用した移動教室を変更してもらえないでしょうか。
という問い合わせが沢山きています。今年も4月になりお子さんが5年生になる親御さんから、
「6月が憂鬱…」という声を聞いています。食事はどうなっているの?食材の線量測定は?などなど考えだしたら憂鬱になりますよね。
そこで、当会は栃木県の「日光・放射能から子どもを守る会」の方と連絡をとり、鹿沼市の隣にある日光市の線量状況を教えてもらうことにしました。早速日光の会の方より連絡をいただき、栃木県の線量状況を詳しくまとめた冊子をいただきました。こちらです。
栃木県の現状は深刻な状態でした。墨田区の北部は、都内でも線量の高い地域ですが、日光市や鹿沼市はそれとは比較にならないレベルの汚染状況でした。
「墨田の会」とつながりのある方たちにこの情報を伝えたところ、墨田区へ問い合わせをされた方がいました。
(長くなったので…次回へ続く!)