[ニューヨーク 2日 ロイター] 2日のニューヨーク外国為替市場ではドルが下落した。8月の米雇用統計を受けて連邦準備理事会(FRB)が追加緩和に踏み切るとの観測が高まっており、ドルは来週も軟調に推移する公算が大きい。

 ウェルズ・ファーゴの為替ストラテジスト、バシリ・セレブリアコフ氏は「労働市場が現在『失速』していることから、9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で追加緩和が決定されるとの見方が維持されるだろう」と述べた。


 電子取引EBSによれば、ユーロは今週、対ドルで2.1%下落した。ドル/円は0.1%の上昇となった。


 ユーロ/ドルの下落はユーロが対スイスフランで売られたことが一因との見方が出ている。


 リスク回避を背景とした買いにより円とスイスフランが過去最高値に再び接近していることから、日銀とスイス国立銀行(SNB、中央銀行)による市場介入に対する警戒感が高まっている。


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