[東京 18日 ロイター] スタンダード&プアーズ・レーティングズ・サービシズ(S&P)は18日、日立製作所<6501.T>の長期会社格付けBBB+のアウトルックを「安定的」から「ポジティブ」に変更した。

 過去数年にわたり取り組んできた事業構造改革の効果により、業績の安定性が高まっていることで、今後1─2年、主要な財務指標の改善が進む可能性が高まったとの見解に基づく。格付けは据え置いた。同社の海外子会社についても同様に、格付けを据え置き、長期会社格付けのアウトルックを「安定的」から「ポジティブ」に変更した。

 S&Pでは今後、収益が会社計画に近い水準で改善が続き、キャッシュフロー関連指標や資本・負債構成が持続的に改善・安定化する可能性が高まったと判断した場合、格上げを検討する見通し。


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