コネクター大手の第一精工<6640.Q>が反発。一時245円高の3290円まで買われている。10日、11年3月期の単体業績予想について上方修正を発表した。連結業績予想は据え置き。

 単体経常利益は26億円から37億円(前期比48.4%増)に引き上げた。ノートパソコンのバックライト光源用LED(発光ダイオード)向けのコネクター需要が引き続き拡大傾向にあり、タッチパネル方式タブレットパソコン向けコネクターも好調に推移している。市場では「iPad(アイパッド)」関連として注目されている。9月中間期までの計画上ブレ見込み分を通期にそのままスライドしており、世界景気の先行き不透明を理由に下期見通しは保留した。

 連結業績予想は据え置いたが、同日発表した第1四半期(4-6月)決算で連結経常利益は前年同期比76.9%増の25億8300万円となり中間期計画と比べた進ちょく率は71.7%。

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