僕がラーメン二郎と出会ったのは、
今から十数年前、中学3年生の時。
休み時間中、友達が…
「目黒に大行列のラーメン店があるらしいよ」という話があがり、
その次の土曜日に自転車に乗ってその店舗に行った。
そう、それがラーメン二郎目黒店だ。
「すごい行列だな。」行列に衝撃を受けた。
当時は、行列が長ければ長いほど、美味しい店なんだという錯覚をしていたので、
期待大で並ぶことにした。
10分、20分、30分待っても店内に入ることが出来ず、
待つのは辛いが、期待は膨れ上がっていった。
そして、ついに45分後、店内に入ることが出来た。
食券機には、小ラーメンと大ラーメンがあり、
中3だった僕は「小ラーメンなんて少ない!ここは大盛の大ラーメンだろ!」
ってなことで大ラーメンを注文。
待つこと数分…ついに大ラーメンが到着。
(※ニンニクを入れたのか?野菜を増したのか?それは覚えていない。)
「なかなか大盛だな。まあいけるでしょ!」余裕だった僕だが、
10口ぐらいでギブアップ。友達も。
「もう食べたくない!」
これが、僕とラーメン二郎との出会い。
しかし、次の日から、
「なんで行列なんだろう?」
「魅力はなんだろう?」
「アレはラーメンなのか?」
1日中、二郎の事を考えることになってしまった。
気付けば、ナゾを解き明かしたいから「近々また行こう!」
そんな感情になっていった。
ここから、二郎系ラーメンにハマっていく。